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青葉横丁 しょうちゃん (静岡)

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ほろ酔い加減に宿へ向かっていると、なんともそそられる灯りがたくさん見えた。
いや~、いいね!この赤い並び。

ここは、青葉横丁と言い、昭和30年代に青葉通りで屋台を出していた店がここに移されたそうだ。
18軒並ぶこの横丁も、30年から続いてる店は、今となっては2つだそうだ。
静岡には、~~横丁なる場所がいくつかあるみたいだが、ここは発祥の地である。
どこにしようかな~!と覗いてみるが、どこも一杯で入れない。どの店も席は6,7つという狭さ。
中には、誰も客の居ない店もあり、オヤジととことん語っても良いが、地元の飲み方をしたいなら誰かしらいたほうが心地良い。

僕は、2席空きのある奥から3番目の「しょうちゃん」にお邪魔させてもらった。

入り口2人のサラリーマンは40代、僕の左の女性2人は20代後半、右の声は綺麗な女性は40代。
そして、ここのママは50代後半。まさに、横丁の縮図を描いたような客層である。
メニューらしきものは、見当たらないので、とりあえず焼酎の水割りを頼んだ。

「はいなっ!」

と元気のいいママ。グラスには二階堂がつがれる。3分の1ほどで止まり次は水かな~。と見ているとそこに白波を注ぎ足した。え~~~っ!!麦と芋のチャンポン!?
そして、横丁お決まりのマカロニサラダと共にその酒を頂いた。

「ん!?悪くない。。。」

まあ、本日3軒目ということもあるが、これはこれで有りな味だった。しかしながら、これは静岡、そして横丁というシチュエーションのなせる業であって、帰ってから家で試しても頂けないだろう。
今日は、この焼酎で通しつつ、目の前にある煮物を頂いた。

「ママ、これなにが入ってるの?」

僕は、目の前に置かれた50cm四方の四角い鍋を指差した。
煮汁は真っ黒で中になにが入っているのか全く解らなかった。明るいのに、闇鍋状態である。
ママがかき混ぜると、大根、卵、すじ肉などが浮いてくる。

「ん!?おでんじゃないの?これ。」

いや~初めて見る色だった。
そして、びっくりしたのが黒いはんぺん!酒徒さんから聞いてはいたのだが、実際目にするとこれは興味をそそられる。早速、食してみる。
しょうゆベースの煮汁で煮られ味のついた具に特製の味噌ダレをつけて頂く。

これが、存外に旨い!

焼酎が焼酎がすすむ君♪である。
この、黒いはんぺん。鰯から造る為に黒くなるのだそうだ。こっちの人は、専らこの黒はんぺんであり、白はんぺんは食べないのだそう。

「白なんか食べないわよね~!」

と小馬鹿にされてしまった。

この、横丁飲みは、地元の人の生き様が節々に見れた。

深くは聞かなかったが、みんな業の深い生き方をしてそうだ。
でも、そんな心の拠り所的なこの店は、ママの人柄があってこそだろう。
また来ることがあれば、またこの店に入りたい。
そんな、ママの優しさが滲みでている「しょうちゃん」であった。

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優しいママの、名物おでん。

静岡市葵区常磐町1丁目362号線沿い JR「静岡駅」から徒歩15分


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