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ガード下 登運とん(とんとん) 有楽町

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サラリーマンで溢れ返る、新橋、有楽町、東京。
この沿線では、今でも数多くの飲み屋が、昔の匂いを留めながら店を開いている。
ともあれ、最近はいろんなお店が進出しているようで、大手居酒屋チェーンからタイ料理などもある。

有楽町京橋口を背にして高架を右手に見ながら、東京駅方向に向かうと有楽町高架下センター商店会がある。
商店会というよりは飲み屋街といった方がピッタリな雰囲気だ。
そして、そこにあるのが丸三横丁である。
古き良きお店がひしめきあっているのだが、今日は日曜なので開いてないようだ。

しからば、今度は有楽町から新橋方面へ!
最初の高架下には「~~食堂」。トリスのオレンジ色のネオンがにんまりさせる。
しかし、今日はもうもうとした煙に燻されながらモツが喰いたい。

そんな思いを胸に少々歩くと次の暗~い高架下に、あかり灯る一軒のモツ焼き屋。
ん~~~、良い雰囲気である。
相席上等の狭い店内には、日曜の昼間だというのに人が溢れ、みんな煙に燻されながら顔を赤らげている。
「よっしゃ!ひっかけよ!」
まずは、生でしょ!生とモツ焼き盛り合わせを頼むと、モツ焼きへのつなぎへと枝豆のサービス。

「くぅ~~~~~っ!!」

っと生を飲み干すと、おしぼりで顔を拭いた。
いや~今日は10月だというのに暑かった。生が旨い!
僕はどっちかというと、銘酒居酒屋より大衆居酒屋の方が好きなので、久しぶりにワクワクしてきた。
続いてホッピー!!
頼んだ5秒後には出てくる早さ。そして氷で薄められているのも微笑ましい。

日曜の客の方が見ていて面白い。
服装は、みんな普段着であるが、どこか自己主張のあるものである。
コップ酒で

「ぐでんぐっでん♪」

になっているお水系のお姉様はヒョウ柄。
貫禄があり、小さな孫娘を連れてきて

「一杯だけ飲ませてもらうよっ!!」

と威勢の良い旦那は、着物に金のネックレス。

これだから、大衆酒場は面白い。
庶民の生活に永く関わってきた味がある。
創業昭和28年。
煙と共に人情が沁み付いている。
こういった店ではつまみが旨いかどうかは、また二の次なのである。
まあ、まずかったら繁盛していないのでその辺は無論旨いのだが!
人を見て、話に耳を傾けているだけで、最高のつまみとなる。

さて、ここで気になるのが店の張り紙にある「雷門サワー」である。
おそらく、浅草の立ち飲み屋でだされる、梅シロップの沈んだサワーかと思って頼むと、そこに以外な落とし穴が。。。

「すみません。かみなりもん ください!」
「はい。らいもん ですね。」

ん?レモンと聞き間違えたかな?

「すみません。かみなりもん。。。」
「はい。らいもん ですね!ライムとレモンで らいもん と読みます。」

なるほど。そういうことか。なんとも紛らわしい名前だが、同じく5秒ででてきたこいつの味をみてみると

「うん!うまい。」

やっぱ、こっち系来たら ホッピーと酎ハイだよな~♪

チェーン店や気取った店で、気取った食い物相手に飲んでも、あれは酎ハイじゃね~よ。
アツアツで雑な食い物を、氷をゴロゴロいわした酎ハイでやっつける!
この爽快感がまさに銭湯に通づる江戸っ子哲学だ!

あ~、浅草に行きたくなってきたな~。
本当は、今日は六区の正ちゃんで煮込みと酎ハイを飲んだ後、松風に行く予定だったんだよな~。。。

うん!でもまあ楽しみはまたに取っておこう。今日は、そんな気分にさせてくれた 「大衆酒場 登運とん」 に感謝だ!


東京都千代田区有楽町2-1-10   03-3508-9454
JR「有楽町」駅から徒歩5分

[営業時間]
(平 日)11:30~23:00
(土日祝)11:00~23:00


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