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熱い国で熱く喰う!

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4年ぶり、4度目のタイ。
久しぶりに訪れたバンコクの変わり様には驚かされた。
特にカオサン!
一昔前はバックパッカーの聖地とされ旅人のカオスだった。

しかし、4,5年前からカオサンで遊ぶタイ人の姿が見られるようになってきた。
予感は的中。それからカオサンはタイ人の原宿のようになった。

しかし、今回行って思ったのは、再び昔の危なさを取り戻し始めたのではないか。
サイアムは今や六本木ヒルズのようでここで溢れるストリートの若者がカオサンに来ている感じがする。
白人はビール瓶片手に練り歩き、泥酔する。
カテゴリー的には、昔のようなヒッピーさはない。
旅人の初歩のやつらが、タイという安全な国の中のちょっと危ない匂いのする通りで、じゃれているにすぎない。
目に入れるのも痛い。。。
アフリカでやってみろ!2秒で地べたに転がってるぜ。

なにもかもが変わってしまったように見えた。

そんな中、人々の「食」は変化を見せない。
物価も大分変わったが、地元の人が営む屋台は昔のままだ。

なにより、目ではなく舌が覚えている、味が変わらないのが嬉しかった。
懐かしさにひたりながらでてきたセンミー(写真)に砂糖を2杯、ナンプラーを3杯、唐辛子の酒漬けを少々入れてスープを頂く。
そして「チャンビール」を く~~~~っ!っと頂く。
「たまんね~!!」

沖縄しかりだが、熱い国で喰う、熱いものは格別だ。
気持ち良い汗が噴き出し、のどに詰まるほどかっこむビールは最高に旨い!

喰い終わった後は、ひたすらビールを愉しむ。
こういった国の屋台というのは、どこか日本の居酒屋と共通するものがある。
人々の生活が滲み出ているのだ。
座ってまわりの雰囲気や会話のやり取りを見聞きしているだけで面白い。

ツアーで来て添乗員に連れられるまま観光し、ホテルやレストランで食べる料理は、はたしてタイ料理であろうか。
もしそれをタイ料理と呼ぶなら、それはタイで作られた観光客向けの料理ということであり、一般市民の口に入ることはない特別な料理である。

みなそれぞれの事情からスタイルは違うが、感受性の豊かな若い人には、是非本当の熱い料理を味わって頂きたいと切に願う。

昔と変わらない「トゥエンティーバー。」という声と、おばちゃんのくしゃくしゃの笑顔の輝きがここがタイなのだと認識させてくれた。

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