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CALERA(カレラ) 飲みくらべ

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さて、今となっては潰れてしまった、青山のワインバー デックファイブ であるが、僕はここで覚えたワインがたくさんある。
ここには、常時ブドウの金バッヂをつけたソムリエが3,4人接客していて、レストランほど気取らない感覚で気軽に声を掛けれたのが嬉しかった。

当時ワインを独学中(なんでワインは、こんなに値段にバラつきがあるんだ!というのが起源)だった僕は、ボトルでは、買えない高価なワインをここで舐めながら味を覚えた。
マーセット、ラフルールぺトリュス、オルネライア。。。
その中でも、やはり、カレラの飲み比べフェスタが忘れられない。
カレラはカリフォルニアのワインであるが、なんと、あのロマネコンティと酷似するといわれるワインなのだ。

なぜかというと、ロマネコンティのブドウ品種、ピノノワールは、植えられた土地によって味を大きく変える品種である。そこで、カレラのオーナーは、ロマネコンティの畑に酷似した地層を、衛星を使って探し出し、ここカリフォルニアに根付かせたのである。しかもここに植えたピノノワールはロマネコンティの畑から持ち込んだものだった。

こうして、できたカレラは非常に高価な値段で取り引きされ、僕ら庶民には、高嶺の花である。

カレラは「セレック」「ジェンセン」「リード」「ミルズ」の4種からなる。
それぞれ、畑が違い、微妙な特徴の違いを持っている。

それが、このときは、カレラ4種類全セットで、3000円だったのだ。
これは、ものすごく安い。
なにより、全4種類を飲み比べられることに、今回の価値は高いのだ。

先着20名。
僕は、開店直後に行き、無事に席につけた。
すでに、抜栓されていたが、注ぐソムリエも若干緊張気味である。

僕は、ジェンセン、セレック、リード、ミルズの順にテイスティングした。

端的に言うと、セレックが一番うまかった。
重厚なブドウの丸さと程よい酸味が、樽の匂いに落ち着いている。

この時飲んだのは、2000年のカレラだった。
紀元前からあったワイン造り。
人々の暮らしと共にあり、脈々と今に伝えられている。

世界の95%のワインは新酒で飲むのが旨いとされ、年代モノの寝かせたものを飲める人などほんの一握りだが、空気に触れた時間や、樽、瓶の中で寝かされた時間によってまったく違う味になるのもワインの1つの魅力だ。

最近は、専ら日本酒で飲むことも少なくなったワインだが、久しぶりにゆっくり味わいたくなった。
春風が運ぶ匂いと太陽を感じながら軽く冷やした白を飲みたい。
シチリアあたりのがいいな~。。。

写真は、永年ミラノに暮らしている親友が帰国した際に飲もうと2年前に買った僕らのバースイヤーワインである。本当は長期熟成に耐えうるヴァン ド ガルドから選びたかったのだが、予算の都合もありラトゥールのセカンドとなった。うまい、まずい、うんぬんよりも僕らと同じだけ歳をとったワインの味がどんなものなのか楽しみである。


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