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和源 (わげん) 天王寺

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「明治屋」ですっかり気分良くした僕は、徒歩5分のところにある割烹居酒屋「和源」へ。

「阿倍野筋」から「あべの銀座」
に入り辺りを見回しながら気分を高揚させた。
なんとも良い雰囲気の飲み屋街ではないか。

途中、活気ある立ち飲み屋に出逢った。
狭いカウンターに半身になりながらも肩寄せ合い、自分の場所はここだと主張しながら串焼きを頬張る姿は、まさに大阪の親父共のねちっこさが伺える!
飛び込んでしまいたい気分を抑え、なんとか「和源」に辿り着いた。

さて、どんな空間がこの中に広がっているのか。。。

「カラカラカラッ!!」

15人ほど座れるカウンターが板場を囲むようにそこに在った。
1階はカウンターだけのようで、2階がそれ以外のようだ。(上がってないので造りはわからんが。)

僕は魚の入っているショーケースの右横に座った。
ここなら板さんの動きも良く見える。

客は3人。
土曜日の8時にしては空いてるよな~。。。

中では、白い調理帽をかぶった若い板さんがてきぱき動き、グレーがかった和服に身を包んだ大将らしき人が常連と会話に興じていた。

辺りを見回すことしばし、なにか腑に落ちない。
店は綺麗だし、こちらは割烹居酒屋なのだから「明治屋」と比べるのもどうかと思う。
しかし、活気が無い。

まあ、落ち着きに飲みに来てるんだから。。。と言われてしまえばそれまでなのだが、なにかしっくり来ないのである。
まあ、これは飲兵衛の感とも言えよう。

本日のお勧めであろう黒板には、魚が数種載っているが金額が無く、頼みづらい。
ここは「よこわたたき」なる鮪の稚魚のたたき、もしくは鰹のたたきが有名であるが、ショーケースの中の魚を見るといまいち気分が乗ってこない。。。

お通しで出された「うにやっこ」を摘みながら、和歌山の地酒を飲んだ。
こりゃ~生ものよりも煮物にしよう!と「蛸のうま煮」を頼んだ。

いかにも甘っ辛く煮ましたという良い色で出てきたうま煮。
味も素晴らしく美味しい。
これを燗酒でしばし愉しみ、僕は「和源」を後にした。

率直に言うとこの店は僕には合っていないな~。
悪くはないけど、驚くべきものも見当たらなかった。

しかし、僕の気分は晴れやかだ!
なんせ、先ほど魅力的な立ち飲み屋と出逢っていたからである。


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