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文責

さて、僕の好きな漫画のなかに「味いちもんめ」がある。
そこで、今週興味深い話題が連載されていた。

それはBlogに対する筆者の「文責」である。
そして、それを果たすには本名を明かし、責任を負うべきだ。とする考えが出てくるのである。

確かにこれは最もな話で、僕は自分のBlogに本名を載せようかとは、当初から考えていた。
しかし、他にBlogを書いている人もそうであろうが、僕はこれがあくまでも「趣味」の領域であって「生業」ではない。
これで金儲けしているのであれば、名前を公開するのは義務と言えよう。

そして、一番の問題は、ここで顔を明かしたり、名前を明かすことは、生きていくことで一番大切な「生業」に関わってくるからである。まあ、職業によってはどっちでもいいよ。という方もいるとは思うが、僕はそうではない。

なので、僕の記事は極力批判的なものは載せない方向性だ。
まあ、例外もあるがそれは率直な事実であると受け止めて欲しい。

そして、僕らに必要とされるのは、自分が「読み手」となっているときは、「読み手」としての責任を負わなくてはならない。
検索して出てきたお目当ての記事だけを読むのではなく、いくつかその人の記事に目を通し、「ああ、この人とは価値観があいそうだな!」と納得した上で、目当ての記事に信憑性を感じて欲しいのだ。
まあ、これはあくまでも希望なのだが。。。

全うな商売をし、全うな仕事をし、素晴らしい空間と時間を提供してくれるお店に対して、僕も全うな記事を書きたいと思う。
いつも読んで頂いている皆様、どうか「全うな読み手」としての判断をよろしくお願い致します。酒天童子

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久しぶりの たかつ(布田)

今日は、久しぶりに地元の焼き鳥屋「たかつ」に来た。
相変わらずもうもうとした煙が目に沁みる。

お決まりの「皮」「シソ巻き」「かしら」をタレで食いながら、傾けるはレモンハイ。
調布には、銘酒焼き鳥屋「川上」もあるのだが、どうも僕は「たかつ」に来ることが多い。

ジャージにサンダルつっかけて気軽に入れるこの店の良さは、まさに大衆酒場の空気が漂っているところにある。
今日も常連が品のないネタのような話を飛ばしている。

「いや~俺、最近下血が続いててよ~医者に酒止められてるから、昼間は蕎麦屋で蕎麦湯割り飲んでんだよ~。ありゃ~カラダに良いよ絶対!うん良いに決まっている!でも血が止まんね~んだよ。どう思う?大将。。。」

「大将~俺も昼間競輪がんばってんだよ~。」
「あんたがこいでるんじゃないでしょ。」
「おりゃ~あんなのこげね~よ。血が出ちゃうもの!」

大衆酒場にはこの手のオヤジがつきものだ。
会話するわけでもなく、なんとなく耳から入ってくるこんな会話が肴になる。
こんなところが、大衆酒場の良いところだろう。

なぜか、こんな店が地元にあることにほっとしてしまう「たかつ」の夜であった。

(前回の記事はこちら) 
http://pamoja-earth.air-nifty.com/pamoja/2006/02/post_ad59.html#comments 

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至福の宅飲み!

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8月にオープンしてからほぼ休み無しで下北沢のcafe haganにでていたSさんを囲んで久しぶりに飲めることになった。

いつもの「浜やん」が休みのためがっかりしていたのだが、haganの料理人Tさんからおうちへのお誘いという素晴らしい代案を頂き、待ち合わせたのは下北沢!

この人ゴミの中を一升瓶持って下ってきたBさんは、まさに飲兵衛なオーラ全開でした(笑)
てな具合でみんな各々が酒を持ち寄り10人が集合。
僕は、波照間島から持ってきた「泡波」を持参。

Tさん宅にお邪魔すると料理の真っ最中。
しかも、なんとこの日のための献立があるんです。驚き!

ゴーヤとおから梅和え
南国風鳥ささみカルパッチョ
活〆すずきの刺身
合鴨のロース煮
エリンギと葉っぱのサラダ
白レバーのオイルコンフィ
太刀魚と秋茄子のオーブン焼き
牛筋と大根と煮込み
もろこしのかき揚
鮭ハラスとガリの巻き物

本当にすべてが美味しくて、その中でも僕は白レバーが好きで、これで頂く「泡波」は至福でした。。。

この日は、もう一人相棒がいて、彼はイグアナのPちゃん。
いつの間にか、猫ちゃんにも顔をひっかかれていました。
たぶん酔っ払いに絡まれたのが腹立たしかったのでしょう。

僕は、宅飲みよりも断然居酒屋派なのですが、大好きな仲間と気兼ねなく酒を飲める「時間と空間」て貴重ですよね~!
休日の昼間からこうした時間を持てると、花見をしてるような高揚感に見舞われます。
そして、居酒屋とは違い、金銭が発生していないので、人の仕草ひとつが嬉しく沁みてくる瞬間でもあるのです。

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大はし (おおはし) 北千住

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さて、〆は北千住へとやってきた。
東京三大煮込みとも称され、大衆酒場好きなら一度は訪れたいと誰もが思っている「大はし」。
明治10年創業。千住で2番と書かれた店の看板には、1番はお客様というまっとうな商いの匂いを感じさせる。
割と小さい入り口を開けると、そこはまさに下町!
横に20人は座れるカウンターはそれ自体がここの名物。
客層も若者、年配の方、おばちゃん同士、様々な面子が顔をほころばせている。

そして、摘むはやはり煮込みか肉豆腐。もちろん傾けるは酎ハイ。
何百本あるのか数え切れないキンミヤ焼酎のボトルキープは1ヶ月。
これだけで、ここの常連の多さが容易にお分かり頂けるだろう。

煮込みに豆腐を加えた肉豆腐。
肉は噛むごとに味わい深く、これを酎ハイでやっつけるのはたまらない。
そして、僕はむしろこっちが楽しみだったこの滲みた豆腐。
この甘さ加減が本当にうまい!こりゃーたまんねーぞ、おい!

刺身も何品かおいてあったのだが、酎ハイがうまくてどうにも頼む気がしない。
やっぱ、この手の店に来たらこの手の摘みでしょ。とカニコロッケ。
いや~、揚げ物には酎ハイだね~!この取り合わせこそが下町の文化だよ。

「名物にうまいものあり北千住、牛のにこみでわたる大橋」

この詩が店には飾られているが、泣けてくるほどそれがわかるお店。
長屋でみんな家族のようにわいわいとやっていた昔の江戸が一晩だけ蘇ったようなここ「大はし」。
これが毎晩続いてるのだと思うと東京に暮らすのも良いものだなと改めて思わせてくれた「大はし」であった。


「北千住」駅より徒歩5分
東京都足立区千住3-46    03-3881-6050
定休日  日曜・祝日

平日: 16:30 - 22:30


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遠太 (三ノ輪)

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三ノ輪に降り立ち、目的の店へと足を進めた。
しかし、良い酒場がたくさんあるな~。
辿り着くまでについつい浮気をしてしまいそうだよ。。。

この店も何年も前から来たいな~と思いつつ引きずってしまったな。
三ノ輪と言えば「遠太」。
「春は道沿いの桜が綺麗だよ~。」と聞いた桜並木はしっとり雨を纏い趣がある。
遠くからでも容易にわかる「やってるぞ 遠太」の看板が煌々と輝いている。

しかし、店の前までくると暖簾がしまわれている。
上からだけ中が見えるスリガラス越しに女将さんと目が合い、軽く会釈。
すると、戸を開けてくれる女将さん。
「まだ入れますか。」
「ええ。大丈夫ですよ。うちはいつも暖簾しまってるんです。」

懐かしい。。。田舎に帰省した時のような広い土間と高い天井。
そして、古いカウンター。なんともいいな。。。

たくさん下がった短冊に目をやると「お袋の味 ひじきの煮物」とある。
女将さんの「お袋の味」を是非味わいたい。
お通しが運ばれてきたら頼もうと思っていると、なんとお通しででてきた「ひじき」。
これが、うちのおばあちゃんの味そっくりな優しい味。
歳はうちの祖母より10も若く御歳74歳とのことだが、なんだか郷愁的な気分になってきた。
ここの名物「焼酎ハイボール」は遠太特製で琥珀色。270円とは安いな~。
これと共に摘むは、シュウマイフライ。この懐かしさを感じる取り合わせが「遠太」の魅力だとすぐに感じれる。

常連さんの小言に親身に付き合ってくれる女将さん。
どんな話題が振られようが、なんとも上手に返事を返す。
う~ん、女将さんの人柄と大きさを感じるな~。

この日は、大雨ということもあり常連さんが帰ると僕と女将さん、2人だけの時間が少々続いた。
そこで、さっきの暖簾の話を聞いてみた。

最近3回忌を迎えたご主人は生前天ぷらや鰻を出していた。なので、「遠太」の暖簾にも天ぷら、うなぎ、の文字が入っている。
ご主人が他界されてからは、これらは店で出していない。
なので、暖簾は店先には出さないそうなのである。
「暖簾を替えればいいんだけどね~。。。」という女将さんのなんとも寂しそうな一言が心に響いた。

銘酒居酒屋などでは、度々板さんの職人としての心を料理から感じられるが、ここ「遠太」では優しい「お袋の味」が沁みてくる。
遠太でしか味わえない味が、ここにある。


日比谷線「三ノ輪」駅より徒歩5分
荒川区東日暮里1-31   03-3891-1175
11時~14時と17時~22時の営業
日祝定休

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鍵屋 (根岸)

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雨の続いている今日この頃。
こんな雨の日は、「伊勢藤」の暖簾をくぐりたくなる。

しかし、今日は負けず劣らずの素晴らしき居酒屋、念願の「鍵屋」。
仕事やもろもろ一段落着いたので、今日は自分へのご褒美。

安政3年に酒屋として始まり、今の建物も大正元年に建てられたという歴史ある
「鍵屋」。
店の椅子の磨かれ具合、焼き物に燻された壁、そうしたものが容易に歴史を感じさせてくれる。

さっそく、酒。とのことを伝えると「甘いの?辛いの?」との問い。
これは、櫻正宗か大関かということ。
まずは、大関を1本つけてもらった。

じょうごの上には量り枡が置かれ、それで並々と徳利に入れられる。
そして、その後これまた歴史を感じさせる燗付け機へ。

焼き物をしながら見計らって徳利を握るご主人。
絶妙な、ぬる燗で煮豆をつまみ感じる秋の夜風。

「はい、鴨焼き」。
この鴨のうまいこと!
噛むほどに脂が流れ出し、太い葱から溢れる甘さが鴨の脂と絡み合う。
それを、ぬる燗で包む愉しさ。
たまりません。。。

そして、今度は櫻正宗を頂きながら、「鰻のくりから焼き」を待つ。
ここの徳利はいいな~。
素焼きのようなシンプルさ。まさに江戸を感じさせる。
分厚い木のカウンターを撫でながらお猪口を傾ける。
そこで目についたひとつの驚き。

なんと、カウンターの木の継ぎ目に楔が打たれている。
こんなカウンター見たことない。
こうして、お客のこころにもしっかりと楔を打っている、この「鍵屋」。
素敵です。

「はい、くりから!」
うまく串に刺された鰻は甘いタレが絡み匂いだけで酒が進む。
昔から「鰻屋は煙を喰わす」というのは、納得の一言。

これが、また最高に美味!
鰻の脂をタレが惹きたて、それを迎え撃つは櫻正宗で候。
まさに江戸の粋だ。

欲を言うと僕はもう少し上燗のほうが好きかな~。武蔵屋くらいの。
と思わせるくらい涼しくなったものだ。

常連のごとく2合でさっと店をでたが、「鳥かわなべ」も食べたかったな~。
まあ、近いうちにまた来よう!今夜は、これからまだまだ行脚しなくてはならないお店が目白押しだ。

「ありがとうございました。」とのご主人の声を背中で聞き、僕は足早に駅へと向かった。
次の下車駅は「三ノ輪」。

これでピンと来た飲兵衛な貴方。
乞うご期待!

JR「鶯谷」駅から徒歩5分  台東区根岸3-6-23  03ー3872ー2227
営業時間/17時~21時
定休日/日曜・祝日

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ケニア料理

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アフリカ料理屋は都内にもいくつかあるが、ケニア料理専門店というのは、僕が知る限りない。
今回は、そんなケニア料理を作る機会に恵まれた。

懐かしのケニア料理だが、今回のはケニア人の方と作ったものだから本格的なもの。
それを、日本で手に入る材料で作ってみた。

ウガリと呼ばれるトウモロコシの粉から作るパンケーキのような主食を牛肉や豆のシチューで一緒に食べる。
本当は、ウガリを手でちぎり、シチューと混ぜこねて食べるのだ。

料理とは本当に不思議なもので、食べるだけで不思議とその国の味がする。
ビールも不思議なもので右に同じ。

今回は、ケニアのビールが手に入らなかったのが唯一心残りだった。

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