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もつ焼き カッパ (吉祥寺)

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さて、僕には飲み歩きの師匠はいないのだが、唯一そう呼べるのが沼津の寿司職人、川口さんである。
20代前半に入った漁港の寿司屋で出逢い、それからお店の中でも外でも良くして頂いている。

川口さんは昔、吉祥寺の寿司屋に勤められていた。若い頃は、吉祥寺界隈で遊ばれたそうだ。
そんな川口さんから

「今度この店行ってみな~!」
と言われていたのが、森下の「山利喜」と吉祥寺の「カッパ」である。

20代前半の若造が居酒屋行脚の楽しみを理解しているはずもなく、この2店を訪れるのに随分と時間がかかった。
「カッパ」を訪れたのは、数年前。
最初の印象は「随分綺麗な店だな~。。。」

ビルの1階に入っている「カッパ」は恐らく建て替えられたばかりだったのであろう。
今となっては、良い味がでている店内だが、外見は相変わらず綺麗だ。

中国系の店員とのやりとりは、注文の時だけで同じ系の店員でも新宿の横丁とくらべると愛想は良くない。
しかし、それも頷ける忙しさ。

20人ほど座れるコの字型カウンターのみで、常時5人くらいがカウンター客の後ろに立って待っている。
店の隅には4箇所ほど立ち飲みで待っていられるように小さいテーブルが備え付けてあり、たいていの人がそこで瓶ビール片手に、お新香を摘みながら空くのを待つ。

なかには、空いても座らず小さなテーブルでビールと数本の串を摘んで帰る客も少なくない。
お決まりのものをサッと喰ってサッと飲んで出るのが日常なようだ。

しかし、僕はここの雰囲気を眺めているのが好きだ。
僕はこのあたりで生まれ育ったせいもあり、客層に下町とは違った温かさを感じるのだ。
それは、もちろん下町にも通づる温かさなのだが、種類が違う。
この感覚は、自分の地元ならではの感覚であろう。

この日は、この後アフリカ料理屋でケニアビールをたらふく飲むのが解っていたため、すぐにお酒をもらった。
燗酒は「カッパ」のマークでお馴染みの「黄桜」。このあたりもリンクしているのが、面白い。

まずは、「刺しレバー」と「刺しコブクロ」をタレで頂く。
ここに来たらまず食べてもらいたいのが、鮮度抜群のこの2品。
生のまま、焼きで使われているタレのなかに 「ドポッ」 っと漬けられて出てくる。

そして、焼きは「シロ」「カシラ」がうまい!もちろんタレで!!
8時過ぎには、どんどん品切れていくが、もしあれば「オッパイ」と「トロ(大腸)」がうまいよ~!!

これで1本90円なんだから、客がひっきりなしに来るのが頷ける。
ここで「老酒のお燗」を追加!
ここでは、ほとんどの客が、瓶ビールか、老酒。

この絶妙な組み合わせと店員の片言の日本語が妙なバランスで心地良い。
ここでしか味わえない雰囲気が「カッパ」にはあるのだ。

値段は「いせや」とどっこいどっこいだが、こと味に関して秀でているのは、ここ「カッパ」である。

「吉祥寺」駅から徒歩3分
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-9    0422-43-7823
16:30 - 22:00
日曜・祝日 定休


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コメント

こんにちは。
気になるもつやきの店があって、いろいろ検索したらここにたどり着きました。

カッパ@吉祥寺をこよなく愛し、通い詰めていますが。この度、近所にカッパ@吉祥寺の味にそっくりのもつやき屋さんができたので、もしかして系列店なのではと思いました。

もつやき「大膳」@学芸大学

投稿: もつやき大好き | 2009/07/05 10:32

カッパは良いですね。

あの紹興酒と脂の絶妙な味わいは他では出せないですよ。そして、あの仕事!

天晴れの一言です☆

学芸大方面を訪れた際には、参考にさせて頂きます。

投稿: 酒天童子 | 2009/07/13 22:08

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