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おうちでニライカナイ!

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知り合ってもうすぐ1年。
仕事の上でも、プライベートでも常日頃お世話になっている友を家に招いた。

うちからなんとか自転車で行ける範囲に住んでいる彼女が引越してしまうのと、石垣島より友が酒を送ってきてくれたのが、タイミング的に重なったからだ。

石垣島より送られてきた「泡盛」は以上のラインナップ。
手前から「泡波 波照間」「海波 与那国」「白百合 石垣」「豊見親 宮古」
「いりおもて 西表」「月桃の花 宮古」。

こっちで買ったらいくらするのであろうと感謝感謝の贈り物。
そして、これらの泡盛と一緒に送られてきた「石垣島ラー油」。
みなさんご存知であろうか?

最近偶然TVで観た情報で、「全国お取り寄せ困難ランキング」なるものに7位としてランクインされており、なんと3ヶ月待ちというラー油なのだ。

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このラー油には以下のものが入っている。
■島唐辛子 タイの唐辛子に負けぬほど辛い唐辛子です。独特の甘味があります。
■春秋ウコン 肝臓を元気にしてくれるクルクミンが豊富なスパイスです。
■ピパーチ 別名「島コショウ」。家の周りの珊瑚の石垣に自生している島独特の香辛料。
■石垣の塩 ずばり、石垣の海から作ったミネラル豊富な美味しいお塩です。
■黒糖 石垣島のサトウキビからできた黒砂糖です。
■ニンニク ご存知ニンニクパワーは石垣島ラー油の名脇役です。
■白ゴマ 風味はもちろんのこと、活性酸素を撃退してくれるゴマリグナンも参加!
■黒豆 黒豆で作った味噌を使っています。
■山椒 石垣で山椒は採れないので本場中国の西安から送ってもらっています。
■食物油 オリーブオイルとサラダ油を混合して作っています。

これが舐めてみると全然辛くなく、濃厚な「ごま油」のようだ。
餃子やアボガドにかけて食べると、これが滅法うまい!

ということで、この日の1品目は「鮪トロとアボガドの石垣島ラー油かけ」。

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本当は、紅トロと和えたかったのだが、朝スーパーに行くと解凍されていないサーモンしかなかったのだ。
これでは間に合わないと鮪に急遽変更。

これが大正解で絶妙なうまさ。
アボガドは4日前に買って常温で熟れさせたので、歯ごたえの中にも脂を流し、トロは鮪の美味さを溢れさせ、このラー油がうまくそれらを包む。ちょっと醤油をつけて頂けば、これは至福のうまさ。

まずは、と開けた「エビス」がこれまたうまい!
同時に出したのが「エリンギとツブ貝のオリーブ焼き」。
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オリーブオイルに潰したニンニクを入れて炒め、石垣島の天然塩でシンプルに味を調える。
エリンギの食感とツブ貝の歯ごたえがニンニクの香りに包まれて酒がすすみます。

さあ、いよいよ島酒(泡盛)に入りましょう。
この中でも、注目は与那国島の「海波 (かいは)」!

実はこれが「にごり酒」なのである。
与那国の「にごり」といえば、「濁 (だく)」がよぎる。
千歳烏山の和市でなんどか頂いた。

この「海波」が実にうまい!飲みやすい中に独特な甘みと味の深さ。
これが、ロックでも、水割りでもうまい。でもやっぱりストレートが一番その酒の味がわかるな~。
以前、鹿児島でロックで飲んだときに、たまたま隣にその酒蔵の人がいて
「俺たちはお湯割りにしてもらうように造ってんだ!」とおこられたことがあったけど。。。

そしてやっぱり「泡波」はうまいよ。
ネット価格、1本1万円の泡波。波照間島にいても滅多に買えないこのお酒。
ほとんどは、民宿やおうちに直接卸されてしまうからだ。
これを今回2本も送ってきてくれた。ただ感謝である。

次にうちの祖母直伝、「かぼちゃの田舎味噌煮」。

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「かぼちゃ」を半分すって、半分は切って「長野の田舎味噌」で煮ます。
そこに、「しめじ」「獅子唐」「厚揚げ」をいれる。
「しめじ」の食感が「かぼちゃ」の柔らかさにアクセントを与え、「獅子唐」の辛さが「かぼちゃ」の甘みと反した刺激、「厚揚げ」の脂としっとり感が味噌とマッチ!
そぼくな温かさに酒がぐいぐい進みます。

さて、この日はメインに「鮟鱇の小鍋仕立て」を用意しました。

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昆布でダシをとって「春菊」「深谷葱」「柚子」と一緒に「鮟鱇」の肝や身をぐっつぐつやります。
これを、「もみじおろし」「浅葱」「柚子」の薬味とポン酢でお好みに!

いや~こりゃ~今日は贅沢だな~。
友のおかげで僕も贅沢な食材を使うことができました。

肝を溶いた煮汁で「雑炊」をつくり、腹も満たされあとはひたすら飲みに!
友が持ってきてくれた成城の有名な練り物屋の「さつま揚げ」。

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そして、「島らっきょう」を摘みながら酒瓶が1本空き、2本空き。。。。

13時から飲み始め、気がつくと夜中の1時。
千鳥足でTAXIをつかまえ、友を見送りました。
いや~やっぱ九州出身の子は飲むな~。

これを書いている今も、昨日の余り物で飲んでいるのですが、休みの昼間から飲む酒は平日の夜の酒とは、まったく違ったうまさがありますね。
そして、人と飲めるうまさが、たまには心地良いと感じた週末でした。

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岸田屋 (月島)

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「魚三」を後にした僕は、一路「山利喜」へ!
しかし、19時前と一番混む時間帯ゆえ10人以上の列ができていた。
新館のほうが早く入れるだろうが、やはり本館で飲みたい。

しばらくするとさっきからぱらついている雨が本降りになってきた。
まだ2人組が3組もいるのにこれは頂けない。
スパッ!っと見切りをつけ大江戸線に飛び乗る!
そしてやってきたのは、ここ「月島」。

月島駅からもんじゃ屋街のメイン通り方面に一本裏道を歩く。
鮟鱇鍋で有名な「ほていさん」のところから抜けてメイン通りへ。
しっかし、いつ来てもそこそこお客さん入ってるな~どこも。
酒友のブログにも書いてあったが、こんなに同業者が連立していてよく潰れないものである。

とあるお店にヤンキースの松井が来店した時の写真が貼ってある。もう原宿のようなノリだなこりゃ。
歌舞伎町のエロビデオ屋に松井の写真があったときは笑ったけどね。

こんなもんじゃ街を歩いていると、ふと路地裏に赤提灯でも見えると妙に魅かれるものである。
飛び込みたいな~と思いつつも本命はもちろん「岸田屋」。

何年ぶりになるかな~。
女将さんは元気かな~。などと郷愁にふけっていると、あの時代の滲み込んだ暖簾が見えてきました。

う~~~ん。相変わらず惚れ惚れする見事な暖簾だな~。
スリガラスの上から店内を覗く。
おっ!!メインカウンター空いてるじゃない!

週末じゃメインに背を向けるカウンターでもいた仕方なしと思っていたがこりゃ~ついてるね!
「がらがらがらっ♪」
席に隣人の上着が置いてあったのだが、店員のお姉さんがやんわりと伝えてくれる。
はて、この店こんなに若いお姉ちゃんいたかな。女将さん、玉手箱開けたかな。
というのは恥ずかしながら以前来た時、飲みすぎていて記憶が曖昧なのである。

しかし、今回は改めて「岸田屋」の素晴らしさを堪能したぞ!
ここは東京三大煮込みにも数えられ、美味しいんぼの1巻にも登場する老舗。
北千住「大はし」森下「山利喜」、ここ「岸田屋」が三大煮込みと称されているが、比べるのは難しいな~。
僕は「山利喜」のが結構好きだけど、洋食チックなあれを「煮込み」と認めない飲兵衛もいると思うし、好みは3つに分かれると思う。

そして、ここは「煮こみ」よりも「肉豆腐」がお勧め。
ここの「肉豆腐」は東京一だと思う。
豆腐の上に甘い汁を吸った肉と長ネギが乗せられ、これらを一緒に食べる幸せといったら、ここでしか味わえない。ピリリと効かした七味とネギの甘みが背徳的なうまさだ!

それにしても、ここのカウンターは素晴らしいな~。
こんなにも年季が入り、木の温かさが出ているカウンターは他にないよ。
根岸の「鍵屋」も素晴らしいカウンターだが、僕はここのカウンター好きだな~。

そして、店員の若いおねえちゃん、初々しいな~。
この2人のおねえちゃんが主にカウンターに立ち、女将さんは厨房にいてお客さんの出入りの時に顔を出す。

野毛の「武蔵屋」にも若いおねえちゃんがいて女将さんとのやりとりが家族のようで微笑ましかったけど、ここもいいな~。
こうやって古き良きものが、若い世代に継承されていくというのをお客として見守れるのは幸せなことです。

ここの酒は、「菊正宗」と「新泉」が熱燗。冷(常温)や冷酒に「川亀 純米吟醸 生酒」「百万石」「吉野杉 樽酒」がある。
14人座れるコの字型カウンターと、それに背を向けている6席ほどのカウンター。
天井にはご主人が釣り仲間と釣り上げた魚拓が所狭しと貼られている。

熱帯魚の水槽とテレビはこの店には不釣合いだな。と思いつつもなんともこじんまりとした一体感が本当に心地良い。

心地良さに合わせて、酒と「ぬた」を追加。
この「ぬた」のうまいこと、うまいことっ!
絶妙な酢味噌とネギの「ぬめりと甘み」が病みつきになるぞ、こりゃ~。
いや~愉しいな~。。。
しかし、愉しいことには限りがあり9時丁度に暖簾が仕舞われました。

ほほ~う、入り口一杯のこの暖簾を中にして飲むのも、また一興である。
外の世界と隔離されたようなこの感覚がこれまた妙に心地良い。

「あ~。いいな~。岸田屋。。。」と浸っていると、暖簾を仕舞っているにも関わらず入ってくる客の多いこと多いこと。

女将さんも人が良いので、断りきれず「あと1時間もないですけど良いですか。」
と入ってくる客に言う。
明らかに困っている女将さんの対応に誰か一人くらい「じゃあまた来るよ!」と粋なことを言う人はいないのだろうか。と見守っていたがいなかった。

まあ、こんな風に感じたのもあまりにも「岸田屋」の雰囲気が良すぎて女将さんに同情してしまっている自分がいたからなのである。

素晴らしき月島の「岸田屋」。
ご主人亡き後、いろいろとあったであろうが、女将さんを大切にする店員とお客さんと共にいつまでもあって欲しいと切に願う。


大江戸線「月島駅」から徒歩10分 「勝どき駅」から徒歩5分
03-3531-1974
東京都中央区月島3-15-12
17時~21時(暖簾仕舞い)
日曜・祝日 定休

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魚三酒場 (常盤支店 森下)

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ようやく一段落し、久々に飲みに行けそうな土曜日。
さて今日はどこに行こうかな~。。。

四谷に用があるのだけれど、せっかく行くんだったら「鈴傳」の開いている日に行きたい。
そして、そこから神田まで行き「みますや」に行きたいものである。

しかし、今日は土曜日ということで、下町「森下」にやってきた。
森下といえば東京三大煮こみの一角「山利喜」や馬肉料理の「みの家」などが有名であるが、まずは「魚三酒場」の常盤支店に行ってみよう。

ここは、門前仲町の「魚三」の支店である。
「山利喜」のある森下の交差点から清澄通りを清澄白河方面に下ること5分。
この立地から森下において「北の山利喜」「南の魚三」と言えよう。

煮こみで黒ビールは後にして、まずは「魚三」で刺身と燗酒!
17時半に着くと待ち人が3人。
こちらは本店と違い、スリガラスではない。
暖簾の下からわずかに見える店内が非常に良い感じだ。
造りは、本店と同じ20人ほどが座れるコの字型カウンターが左右に並び、双方に店員のおばちゃんが構えている。

ちょうど4人組が一気に抜け、先の3人組と一緒に入ることができた。
しかし、こういった店に3人や4人で来るんじゃね~よ。しかもここの大徳利(5合くらい入りそう)でベロベロになり財布を忘れていく始末。
当の本人も「この財布違いますか~。」と隣人に聞いて回り「じゃ俺のだ。」なんてんだからまいっちゃう。これがちょうど俺と同じ歳ぐらいなんだな~。恥ずかしい。。。

さて、まずは燗酒をもらおう。
「熱燗と生白子ください。」
いや~生にするか焼き白子にするか迷いましたよ~。
でもせっかく魚三に来たんだから「生」でしょう!

やっぱりこれだけ魚料理の短冊が並んでいると楽しいな~。ここも本店同様100種類以上の品目が用意されている。
僕は悦な目で短冊を眺めているとおばちゃんが酒を注ぎに来た。
ふと目を下ろすと燗だと告げたのにおもむろに冷を注ぎ始めたこのおばちゃん。

ええっ!?と思ったけど駆けつけに飲むには冷も悪くはない。
こぼれないように口切り一杯のコップを引き寄せ「ずずずっ♪」と啜り、
「ぐびぐびっ♪」と一気に飲み干す。今度こそはと燗酒を頼むと、そこに運ばれてきた「生白子」。

うわ~なんだこの量!
軽く茶碗一杯入ってるよ~!
一塊の白子に刻みネギを乗せて醤油につける。いや~この鮮度、うまいね~。。。
これで飲む燗酒は最高ですわ~。

しかし、このおばちゃんおっちょこちょいだな~。
生だって言ってるお客に瓶ビール出して、少し困り顔で「ビール飲まない?」とあたりの客に聞き、躊躇してると置いていってしまう。
「鯛のカブト煮」と「焼き」を間違ってしまうと妙な沈黙で「じゃあそれでいいです。。。」と客に言わせてしまう。

そんなに嫌な感じじゃないんだけど、この辺りを「下町らしさ」と一言で片付けてしまっていいのかは少々疑問だ。
そして本店では感じなかったのだが、どうやらこの店ではこんなことも当たり前らしい。

恐らくここは注文の間違えが日常なのであろう。
おばちゃんも覚えてないので、厨房から刺身や焼き魚が出されると
「はいっ!中トロのお客さん。」「はいっ!鰤カマのお客さんは?」と大声で聞く。

この声に耳を傾けているのは頼んだお客だけではない。
少し待っても手が挙がらなければ「おっ!うまそうだな!」と思った客がそれらをかっさらって行くのである。そうした人は回を重ねるごとに決まってきてどうやら常連のようなのだが、まさにハイエナのような連中だ。
この人達、酒だけ頼んで肴は自分で頼んでないんじゃないかな?と思わせる程である。

う~ん、この辺りも見ていて楽しいな!もう市場の「競り」のような状態だもんね。
そして、今回は焼き魚も食べれました。
この「鰤カマ」がおっきくて美味くて最高ね!

箸を入れると脂で滑っていくように骨から外れる身。
これを「おろし」に醤油差して頂いたらもう酒が止まんね~よ!これで450円?
ありがたいね~。

いやいや最初は少し面食らう場面もあったけど、慣れれば間違いなく本店より楽しめます。
こう考えると、接客には賛否分かれている本店のおばちゃんだが、あれだけの注文をちゃんと捌いているのはたいしたものだな~。

職人の仕事を感じたいなら本店に!
地元ならではの「遊び」を感じたいなら常盤に!
どっちもお勧めのここ「魚三酒場」である。


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白子と燗酒で温まる冬。


都営大江戸線・都営新宿線「森下駅」から徒歩5分
江東区常盤2-10-7
03-3631-3717 
日曜・祝日定休 
16:00~21:30 

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老舗でデート (鍵屋 根岸)

年末の話ですが、いつものように根岸の「鍵屋」に行ってきました。
ただこの日がいつもと違うのは、初めて女性を連れて行ったということです。

僕よりも少し年上のお姉様で週末はいつも和服を召している艶っぽい方なのです。
以前、ここの座敷で着物姿で飲んでいる女性をみて、是非いつかは彼女とと思っておりました。

しかし、この日は仕事帰りとのことで残念ながら洋服。
まあ、裏を返せばまた来れると言うことです。

創業は江戸時代。今の建物も大正元年に建てられたもの。
兼ねてからの誘い文句に彼女も少々興奮気味。

そして、鍵屋には女性だけではなく誰でも食いつくようなエピソードがまだあるのです。
しかし、検索してもまだ誰も書かれていない様なので、いま暫く胸に秘めておこうと思います。

この日は、燗付け器の少し右に通されました。
そして、この日初めて知ったのですが、男性と女性ではお猪口が違うのです。
女性のは少し寸胴型で紅い縁取りがされています。

なんとこれは女性の口紅が飲むときに付いてしまっても目立たないように配慮されてのこと。
いや~なんかこんなところまで江戸の粋を感じてしまいました。

若い女性に親父さんの機嫌も良く、この日もいつもに増していろいろな話を聞かせてくれました。

それにしても、老舗の居酒屋でデートというのも乙なものです。
共に湯豆腐を取り合い、燗酒を注ぎあい、頬を染める。

あくまでも、周りから見ていやらしくない風流な振る舞いが必要ですが。

僕の居酒屋行脚はほぼ100%一人なので、たまには良いものだなと感じました。
そして、人を連れて行きたいと思えるだけの居酒屋と出逢えたのは、喜ばしい財産です。

20代最後の歳にしてこのような愉しみ方も知り、この先の居酒屋ライフにも幅を持つことができそうです。
ありがとう、鍵屋。親父さん。

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飲み始め!

みなさま、あけましておめでとうございます。

遅くなりましたが、1月後半まで忙しく、外に飲みには行けそうにないので新年のあいさつだけでもと思いつつ、正月のことなど書かせて頂きたいと思います。

今年の飲み始めは、府中の大国魂神社の境内でした。
高校の友人と初詣に行ってみると賽銭箱までは500M以上の列。
まずは、飲んで空いてからお参りしようと、毎年設置される大屋台に入りました。

たこ焼きや綿菓子の露店にならび真ん中辺りにサーカス小屋のような巨大なテントが顔を見せます。
なかは50人以上は入れ、メニューは限られていますが、小1時間過ごすには十分なものが置いてあるのです。

家族ぐるみでやっているだろう店員は、日焼けした女子高生が切り盛りしています。
「すみませ~ん!」
「すみませ~ん!」
何度呼んでも来ないお譲ちゃん。

仕方ないので友人の嫁をガキの使いにさせてもらい、燗酒とモツ煮を頼みました。
まあ味は期待しちゃいけません。

ワンカップを温めただけで600円、炊き出しのモツ煮で600円と闇金並みの暴利だがいた仕方なし。
凍えそうなこの寒空の下、燗酒がなくては生きてはいけまい。

ともあれ、ふ~と落ち着き久しぶりの地元の友としんみり新年を迎えるのも良いものです。
まわりのお客も浮き足立っているのがなんとも正月らしく心地良い。

この後は、チェーンの居酒屋に入り朝までお燗を傾けました。

昼に目が覚めると親戚があいさつ回りでやってきました。
持ってきてくれた 長野の「明鏡止水 純米吟醸」。
これを「ぬる燗」にして摘む刺身は最高!

祖母が家で漬ける「いくら」や「しょうゆ豆」を肴に親戚一同頬を赤く染めました。
今年、僕は久しぶりに正月に日本にいるので親戚のおじさんの酒の勧め方にも力が入ります。

お袋のお雑煮で〆、しばらく横になりました。

近所に出ても店はすべて閉まり、時間が止まっているかのような正月。
この特別な時間に飲む酒は、他と比較しようのない温かい酒です。

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飲み納め (吉祥寺)

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いや~今年もよく飲んだな~。
今日は、吉祥寺で忘年会があるのだが、恐らく今年の飲み納めとなるであろう。

9時半からの忘年会なので、待ち合わせまであと1時間ある。
ワイワイ飲む前にじっくり燗酒でも飲みたいな~と思いを巡らせ店を決める。

気分的には、うまい刺身でうまい燗酒が飲みて~な~。
となるともつ焼きの「カッパ」は違うな~。
刺身は美味いが、日本酒のない「浜やん」も違うな~。

ふむ。新規開拓してみるか!と前から気になっていた「鮮○屋 ○○」へ向かった。
井の頭公園沿いに歩くこと5分。道に面した和風な佇まいを見せる。

1階はカウンターのみで鍵型カウンターに10人ほど座れる。
雰囲気も落ち着いた、今流行のモダンな和風居酒屋である。

日本酒を見ると、6,7種類の酒が800円(いや850円だったかな)均一。
高いな~おい!というのも800円もとっておいて、それが純米なのか吟醸なのかの表記がないのである。
あ~あ、メッキ剥がれちゃった。

この感じだと、銘酒を燗なんて考えてもいないのだろうな。
あらかじめ尋ねておこう。
「すみません。これらって燗してもらえますか?」
「あ~~~、だ、大丈夫ですよ。。。でも、お燗ならうちは福娘をだしていますが。」
「美田をぬる燗で下さい。」

う~む、前途多難な出発だ。
こうなると途端に他のメニューも胡散臭く見えてくる。
しかし、たけ~なこの店。刺身はだいたい800円前後だし、焼いたり煮たりしたものも1000円前後取ってるぜ、おい。

まあ、でも刺身と燗酒が目当てでここまで歩いてきたのだから、初志貫徹で刺身を食おうじゃないか。
と「かんぱち」を注文。
そこへ来ました「鳳凰美田」!

あ~~~泣きたい。
とびっきりの熱燗だよ。。。
なにもかもが吹っ飛んじゃいました。

もう「かんぱち」もどうでもいいんだよね。これじゃあ。。。
でてきたのは、悪い「かんぱち」じゃなかったけど、いっくら入れても効かない山葵。
どうなってんのよ。鮮魚屋を謳っているからって魚以外は関係ありませんってことじゃないでしょう。
すくなくとも、酒1合と刺身1品で2000円弱してるわけだよ。
だったら、このクオリティーじゃ満足できません。

ものの15分で店を出た僕のフラストレーションはもう「カッパ」で解消するしかないでしょう!
と暖簾をくぐろうとするとすでに店の椅子がカウンターに上がっている。が~~ん。

ん~~っ、こうなったらもう泣く子も黙る「いせや」しかね~よ。
こういう時、いつも開いているお店って温かいね~!ただいま~。

「焼酎のお湯割りとミックス(焼き鳥)!」
いや~相変わらず焼き鳥は美味くないけど、いい味でてるな~この店!
都内の立ち飲み屋なんかがこぞってレトロな雰囲気創り上げてるけど、ここはまさにリアルだからね。
飲んでる連中もリアルだよ。

ジョッキのお湯割りは効くな~。半分になったところで梅シロップ入れよ。
きったね~瓶だな~♪今年何人の飲兵衛がこのボトルから注いだのかな~。。。

年の瀬に飲むといつもと違うことを考えるものです。
それが、日本の良さであり季節の移り変わりなのだと思います。

今年もありがとうございました。

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