« 飲み始め! | トップページ | 魚三酒場 (常盤支店 森下) »

老舗でデート (鍵屋 根岸)

年末の話ですが、いつものように根岸の「鍵屋」に行ってきました。
ただこの日がいつもと違うのは、初めて女性を連れて行ったということです。

僕よりも少し年上のお姉様で週末はいつも和服を召している艶っぽい方なのです。
以前、ここの座敷で着物姿で飲んでいる女性をみて、是非いつかは彼女とと思っておりました。

しかし、この日は仕事帰りとのことで残念ながら洋服。
まあ、裏を返せばまた来れると言うことです。

創業は江戸時代。今の建物も大正元年に建てられたもの。
兼ねてからの誘い文句に彼女も少々興奮気味。

そして、鍵屋には女性だけではなく誰でも食いつくようなエピソードがまだあるのです。
しかし、検索してもまだ誰も書かれていない様なので、いま暫く胸に秘めておこうと思います。

この日は、燗付け器の少し右に通されました。
そして、この日初めて知ったのですが、男性と女性ではお猪口が違うのです。
女性のは少し寸胴型で紅い縁取りがされています。

なんとこれは女性の口紅が飲むときに付いてしまっても目立たないように配慮されてのこと。
いや~なんかこんなところまで江戸の粋を感じてしまいました。

若い女性に親父さんの機嫌も良く、この日もいつもに増していろいろな話を聞かせてくれました。

それにしても、老舗の居酒屋でデートというのも乙なものです。
共に湯豆腐を取り合い、燗酒を注ぎあい、頬を染める。

あくまでも、周りから見ていやらしくない風流な振る舞いが必要ですが。

僕の居酒屋行脚はほぼ100%一人なので、たまには良いものだなと感じました。
そして、人を連れて行きたいと思えるだけの居酒屋と出逢えたのは、喜ばしい財産です。

20代最後の歳にしてこのような愉しみ方も知り、この先の居酒屋ライフにも幅を持つことができそうです。
ありがとう、鍵屋。親父さん。


« 飲み始め! | トップページ | 魚三酒場 (常盤支店 森下) »

東京(田端、鶯谷、三ノ輪)」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
へぇー、口紅に配慮なんで粋ですね。
居酒屋めぐりはいつもお一人でなんですね。恐れ入ります。

投稿: EB | 2007/01/18 21:23

こんにちは。
公共広告機構で「江戸の粋はなんちゃらかんちゃら~。」なんてCMをやっていましたが、下町の方にいくと確かに生活の中に今でも残る「粋」が存在していますね。

旅も一人旅が好きな僕は、どうしても一人で訪ね歩くことが多いんです。とくに初めて訪ねてみるお店にはできれば一人で行きたい!
あの高揚感を共有するよりも独り占めしたいんです^^

投稿: 酒天童子 | 2007/01/19 00:03

鍵屋、本日行って参りました。僕も初めての女性連れでした(といっても、いつもの連れですが。。)。酒天童子さんの記事を拝見してから行ったので、戸を引く前、ちょっと緊張してしまいましたよ(笑)。

相変わらず、いいですねえ。銅の燗付け器に徳利が並ぶ様子を見て、日本に帰ってきたなあと実感しました。

投稿: 酒徒 | 2007/01/20 01:31

いや~博多の「さきと」で飲まれたとのこと、うらやましいです。地方で過ごした良き夜の後って東京の良き居酒屋がいつもに増して心地良いですよね~。古巣に帰ってきたような。

今回の酒徒さんの日本での行脚。
是非記事にしてくださいね!
「さきと」情報待ってま~す!!

投稿: 酒天童子 | 2007/01/20 11:54

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/57415/13546720

この記事へのトラックバック一覧です: 老舗でデート (鍵屋 根岸):

« 飲み始め! | トップページ | 魚三酒場 (常盤支店 森下) »