« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »

鬼怒川温泉

最近、初めて鬼怒川温泉に行ってきました。
ちょうど温泉に行きたいな~。。。と思っていたところにタイミングよく誘いが来たので!
しかし、金銭的に今きついんだよな~。。

ところがどっこい今回の旅行は、新宿からの送迎と1泊2食がついてなんと6825円なのである!
4人で行けば1人4725円。驚きの値段である。

このプランを提供しているのが「おおるりグループ」 http://www.ohruri.com/index.shtml
鬼怒川だけではなく、草津や日光、那須高原など15の宿、どこをえらんでもよいのだ。
そして、新宿だけではなく、横浜・町田やさいたま新都心など様々な場所から送迎バスが出ている。
しょうみな話、交通費の往復だけでも5000円近くかかるであろう。

僕らは新宿を8時に出発。
この時点ではバスは3割ほどの人で、「平日だから空いてるんだろうな~。」と思っていた。
しかし、池袋を経由した時に状況は一変した。

うわ~~~っとわけわからない言葉が飛び交い独特のファッションセンスの団体が乗り込んできた。
恐らく中国人。他に韓国の人もいる。
なんで外国人がこのツアーを知っているのであろう?

「ガイドブックに載ってるんじゃない?」
この連れの一言は一理ある。僕も海外に行って1泊や日帰りの安いツアーを申し込むことは多々あるからだ。

11時半に宿に到着。
12時過ぎに部屋に入れると言うことで、辺りをすこし散策。
近くにコンビニもあり立地としては恵まれている。近くには鬼怒川との落差30m以上の橋がかかり、ここからの眺めは素晴らしい。

さて、僕は早速夕食後に部屋で飲むための日本酒を買った。
名は「四季桜 純米」。
他にもいくつか栃木の酒があったが、目ぼしいところは手に入らなかった。

部屋は最上階の10階。
部屋の外にはご覧の景色!

Dsc02939

あまりの気持ち良さに我慢ができませんでした。。。
な~に、羽を伸ばしに来たんだからいいじゃないの飲んじゃっても!

僕はたまに甘いものを摘みに日本酒を飲む。
この時も、部屋に用意されていた黒糖皮の温泉饅頭は格別の摘みとなった。

さ~て、一っ風呂浴びに行こう!
眼下に鬼怒川を拝みながら入る露天は少しぬるめだが贅沢な気分だ。
ここには洗い場が無いので、わざわざ1階上の大浴場に移らなければならないのだが、それもまた一興!
う~さぶさぶ。。。と言いながら熱めの内湯に入るのは心地良い。

さ~ていよいよ夕食ぜよ!
もうここまでで料金の元は取った気でいたので、例えご飯と納豆だけでも文句はない。

しかし、行ってみるとしっかりした夕食が用意されている。
「菜の花のおひたし」や「ごぼうの油揚げ巻き」にあんかけがかけられたもの「寿司」が3かんに「茶碗蒸し」など6,7品のお料理。しかもどれもこれもそこそこうまい!

ふ~~~っ!と風呂上りのビールに喉を鳴らしつつ、寿司以外はここらで採れたであろう食材に舌鼓。
部屋は壁に破れた跡が残っていたり、電気のカバーが無かったり、フロントの対応がどん臭かったりと1泊1万以上取る旅館には、はるかに及ばないが、これはこれで多いに楽しめた。

夕飯はカラオケがある会場かどうか選べたのだが、僕らはもちろん無い会場。
しかし、隣の部屋なので普通に聞こえてくる。
帰り際覗いてみると、ステージには歌っている人だけではなくダンスをしているおじいちゃん、おばあちゃんの姿が!
「こっちの部屋にしてみても面白かったね!」と連れと顔を見合わせたのだった。

帰りはバスに連れて行かれた直売所で「なめこ」を買った。
Dsc02953

わ~い!この量で300円。
他にも気仙沼直送の塩辛などが売っており、こうしたお土産でしっかりとお金を落としていく。
だからあの値段で運営が成り立っているのである。

贅沢なものは望めないが、間違いなく値段以上の満足感はあるこのお得なツアーであった。
ちなみに、「なめこ」は平うどんやかぼちゃ、豚肉、じゃがいも、ねぎを一緒に味噌で煮込んで
「煮こみうどん」にして頂きました。

Dsc02956

これで飲む酒がまたうまいんだな~!
ごちそうさま~。

| コメント (2) | トラックバック (2)

551 蓬莱(ほうらい) 豚まん (大阪)

Dsc02930

大阪名物 「蓬莱の豚まん」!
大阪より友人がお土産に持ってきてくれた。

僕が、初めて食べたのは5年前。
これを食べたことにより、「食は関西。」と思い知らされた部分は大きい。

昭和20年創業の蓬莱。
551というのは当時、横文字がまだ受け入れられていない時代、日本中国以外の国にも通用するよう数字を入れようと創業者が思いついたとのこと。
ちょうど吸っていたタバコが555というタバコで、これに倣い店の電話番号の末尾3けたであった551を社名にあてた。

Dsc02932


半分に割って中から肉汁と湯気がほんわりなんて画像は載せたくない。
この豚まんの魅力は「むっちり」とした皮にあると僕は思うのだ。
そして、関東者に言わせれば少し甘めの味付けの豚肉が、この皮との相性をさらに高めている。

大阪に行くたびに街中で目にする551蓬莱の紙袋。
大阪庶民の生活に溶け込んだ豚まん。

これに備え付けの蓬莱特製のからしをつけて頂くビールは、最高の土産だと噛み締められる瞬間である。

| コメント (0) | トラックバック (0)

みますや (神田)

「またいらっしゃってくださいね。」と若女将に見送られ
すっかり気分を良くした僕は、一度待ち合わせの神田駅に戻った。

そして、友を連れて向かうは本日のメイン「みますや」である。
神田駅からだとまっすぐ行って左折、まっすぐ行って右折し、10分ほどで「みますや」が見えてきた。

いや~素晴らしい佇まいじゃありませんか~。
建てられて100年を越えるこの「みますや」。
古い建物の居酒屋はいくつかあるけど、神田特有の庶民の生活が伝わってくるこの建物は、外から眺めながら酒が飲みたくなってくる。

Dsc02899


同行者も赤提灯の「どぜう」の文字に思わず にやり!としている。
逸る気持ちを抑えきれず、縄暖簾をくぐり戸をあけた。

「がらがらがらっ。。。」

う~ん、なんとも言えない空間だ。
土間の両脇には小上がり、そして土間にはテーブル。
この天井の高さと空間の広がりに思わず頭に思い浮かんできたのが三ノ輪の「遠太」だ。

いや~今日は楽しくなってきたぞ~。
と予約されたところに通されると、なんと裏の方に隔離されたように置かれたテーブル席。
う~ん、良い席に座りたいのなら、7時というのは少し遅かったのかな。

一人で飲みに来てこんな末席だったら気持ちも下がるのだが、今日は友もいるのでまずは良しとしよう。

おなか空いた~。。。
ということで初めからいろいろと頼みました。
穴子煮、ふぐの唐揚げ、柳川、などを摘みまずは「エビス」で乾杯。

僕ともう一人はすぐに燗に移ったが、日本酒の飲めない友は酎ハイを頼んだ。
僕が~~の燗を頼むと、燗は「白鷹」しかつけられないのだそう。
こんなに風情のあるお店で片言の日本語で燗を断られるとたまらなく悲しくなってくるなぁ。。。もう少し下町神田としての格式を重んじろよ!みますや!!
バイトをすべて日本人で揃えたところでそこまで時給が変わるわけでもあるまい。
わずかな儲けの代償として払っているものは、安くはないぞ。

まあ、ひょっとしたら慈善的に雇っているかもしれないので、あまり強くは言えないのだが大塚で有名なおにぎりの「ぼんご」でも握ってくれる人が外国人だった時は共通の感覚を受けた。今に外国人の握る「寿司」を食う日が来るのかな。

まあ、それはさておき500円から700円くらいのここの摘みはすべてうまかった!
江戸前な料理を出しつつ、酒は大衆的なものまで揃っているところは「大衆割烹」と位置づけても良いかもしれない。

「白鷹」は2合で800円と安く、この日もついつい頼みすぎた。
時間も9時を過ぎると、土曜と言うこともあり大分空いてきた店内。
これは是が非でも土間の広がる小上がりで飲みたいと移動させてもらった。

あ~ここで初めから飲めていれば「ああだこうだ」考えなくて済んだのにな。
と摘むは「ぬた」と「刺身」。
「ぬた」はからし酢味噌が絶妙で、「刺身」はまぐろにウニが燗酒にはたまらない。

Mimasuya

土間を挟んで広がる座敷には家族連れが楽しそうに飲んでおり、はしゃぎまわる子供たち。
懐かしい光景が目の前に広がっている。
これも肴のひとつだなぁ。と途端に贅沢な気分になって来るのであった。

わざわざここまで来るということもないが、老舗を知りたい友やガチガチの大衆酒場には入りづらいという友を連れて来るには良いな。

近所に住んでいれば家族や仲間と気軽に訪れたくなる、ここ「みますや」であった。


JR「神田」駅より徒歩10分
「淡路町」「小川町」から徒歩3分
03-3294-5433
東京都千代田区神田司町2-15
日曜・祝日 定休
17:00~22:30
ランチもやってるみたいです。

| コメント (0) | トラックバック (0)

新八 (しんぱち) 神田

Dsc02894_1


久しぶりに友人と都心で飲むことになり、店選びを任された。
人数は4人。みんなが日本酒を飲めるわけではない。
さてどうしよう。。。

そんな中、僕の頭をよぎったのは神田の「みますや」である。
ここには、ずっと訪れたいと思いつつも、カウンターが無いと伺っていたので、共に行ける仲間を求めていたのだ。

創業明治38年、2005年には100年目を迎えた老舗である。
大戦中の空襲を逃れ、昭和初期に建てられたお店は、なんとも言えない佇まいを残していると評判である。

しかし、このお店、大衆酒場にして予約が無いと旬な時間には入店できないとのいわく付き。
仕方ないので、予約してから参った次第だ。

今日は土曜日の夕方。
「みますや」は予約が7時から。
みんなが来る前に僕は、神田を散策しようとわくわく!
僕は、大学時代を神保町で過ごした。今思えばなぜあの時に、この辺りを回っておかなかったのかと後悔の念が込み上げて来る。

降り立ったJR「神田駅」の北口。
前評判から、刺身の美味い「浜貞」にいくつもりだった。
しかし、やってくると今日は休みのご様子。
仕方ないので駅周辺をしばし散策してみた。

途中、いわし料理屋で「穴子の刺身」を出す店に出逢ったのだが、準備中。
気を取り直して歩き続けると、なんとも風情溢れる佇まいに、惹きこまれる様にその店の前に立っていた。

店の名は「新八」。

あ~~ここが新八なんだ~!
神田にあって刺身に関しては定評ありき有名店である。
しかし、お値段もそこそこ張るので今回は遠慮しようと考えていた次第だ。

まあでも、自分の嗅覚で偶然にも探り当てたお店。
入らないのも自分の感性に背く。

入ってみると随分縦長の店内。
メニューをいくつも抱えた店員さんにカウンターに通される。
飲み物、食べ物、本日のお勧め。。。

通されたカウンターは6席ほどしかないが、良い感じの厨房との距離に気持ちも昂ぶる。
そして、お品書きに目を通す楽しみは、まさにこの瞬間にしか味わえない独特の特権である。

僕は迷わずこの2品。
神亀(しんかめ)の純米(800円)のぬる燗と「ナマコのこのわた和え」。(980円)

板前さんから手渡しでカウンターをはさんで渡される「ナマコ」と同時に運ばれてくる「神亀」。
どこの店にも「名物女将」というのはいるが、このお店にもなんとも良さげな若女将がいる。

「すみません。。。ぬる燗よりも少し熱いかもしれません。」

「いえ、この時期はそのほうがありがたいです。」

と女将さんに言葉を返す。

しかし、瞬時に察する女将さんの心遣い。
僕が頼んだ「ナマコのこのわた和え」から、「この人はじっくり飲むのだ。」と悟り、少し熱めにつけてくれた配慮。
しかも、それを「すみません。」と店側からの押し付けではないと表明しているあたりの潔さに、僕はこの店の接客に対するレベルの高さを感じた。

これがこの店のスタンダードなのだ。

しかも、このお猪口が目一杯口の広い中国風な御猪口なのだ。
これで燗酒を頂くと、飲み干す頃にはすっと冷めているのだが、御猪口に注ぐと毎度温かく感じられる。
そのためか徳利は細長いものが用いられている。

う~~ん、この辺りは懐石料理に通ずるものがあるな。
かつて懐石とは旅を続けるお客の冷えた身体を温めるために、温かい石を懐に抱かせたことに始まると言う。

そして、ただでさえうまい「ナマコ」がナマコの腸の塩辛である「このわた」との和えものなのだから、これがうまくないわけがない。
しかも、ここのナマコは赤ナマコ。
ナマコには、「赤」と「黒」があるが、味が良いのは断然「赤ナマコ」である。

こだわったこのお店は刺身も実に良さそうな品が置かれている。
「関さば」や「かわはぎ」に踊る心を抑えるが目に入った「黒鯛」の文字。
う~~~ん、「チヌ」が食えるのか~!!

恐らく鹿児島あたりの「チヌ」だろうが、このねっとりとしつつも爽やかで上品な甘みは真鯛の上を行く美味さである。
これらはだいたい1000円~1500円。
少々高いが、「神亀」の他にも様々な銘酒が揃うこの店でこれらの刺身が食える幸せといったらないであろう。

結局、今回は刺身を愉しむ時間は持てなかったのだが、また機を改めて訪れたい。
お通しも「白菜の粕漬け」とこの季節に合わせ、燗酒に合う様に心配りがされている。

神田 「新八」。
築地のネタを江戸っ子が振舞う店がここにある。


JR「神田」駅から徒歩3分
03-3254-9729  千代田区鍛冶町2-9-1
17:00~23:00
日曜・祝日定休

| コメント (2) | トラックバック (0)

英勲 (齊藤酒造)

え~本日も頂き物のご紹介となってしまいました。
というか、今月は忙しくてなかなか居酒屋に飲みに行く機会が持てないもので。。。

今日のお酒は京都・伏見の齊藤酒造 「英勲 一吟 純米大吟醸」 
「英勲 井筒屋伊兵衛 純米大吟醸」である。
値段も4合瓶で4,985円、2,985円となかなかにお高い。

Dsc02875

めったに飲むことのない大吟醸。
口に含んだ瞬間に広がる芳醇な味と香り。

そんなに甘くはなく、どちらかといえば淡麗な造り。
ということで、この酒に合わせてつくった肴は「牡蠣と葱・ごぼうの煮物」。

Dsc02886

醤油ベースでつくった汁は、牡蠣のうまみと葱の甘み、ごぼうの香りが溶け出しており酒と合う。
最近、酒との相性を考えて肴をつくるのが楽しくて仕方ない。
刺身も小さい魚はまるごと、鮪などはサクで買い、自分で手を加えることで一味上の愉しみとなる。

| コメント (0) | トラックバック (0)

広瀬川 FOREST (森民酒造本家)

ここのところ全国各地から贈り物が届く我家。
今日も、びっくりの素材が送られてきた。

それは、長崎 五島列島の「車えび」である!

Dsc02866


おが屑積めで送られてきた「車えび」。
箱を開けると「び~~~~んっっ♪」っと勢い良く跳ねる。

すっげ~~!!今日は「おどり」で食べられるぞ!
それにしても、美しい。

僕は、子供の頃から「車えび」の美しい尾が大好きだった。
幼い時の記憶と言うのは、大人になっても消えることはなく、この尾を目にするたびに僕は興奮を覚える。

そして、偶然この日は友人が仙台の実家より持ち帰った地酒を一緒に愉しもう!とのことだったので、僕はこの「車えび」を持参したのだった。

友人が持ち帰ったのは、「森民酒造本家」の「広瀬川 純米吟醸」と「FOREST 純米」である。
地元仙台でも簡単には手に入らないマイナーなお酒らしい。

せっかくの地酒に「車えび」だけでは、物足りないので彼の家に着く前に、適当に刺身(いなだ、青柳、サーモン)を見繕った。

生きている「車えび」は殻が身からむきづらく、少々骨を折った。
しかし、自分で手を加えて酒と共に頂けるこの喜びは、なにものにも変え難い。
ぷりっぷり!の身は弾力と甘みに富んでいて、文句の無い新鮮さ。
エビはなんといっても、その独特な甘みとミソのコクが一番の魅力である。

Dsc02883

結局、この日は「広瀬川」しか開けなかったのだが、芳醇で味わい豊かな吟醸酒という感じで、肴が無くても酒だけでとことん愉しめる造りだ。

この後は、肴に熊本から持ち帰ったという「馬刺しの燻製」がでてきたので、酒を「島美人 芋」に変えた。
本当なら球磨焼酎の「白岳」のお湯割りなんかとやりたかったのだが、燻製のうまみと芋酎の甘みが絶妙でなんとも心地良い。

東京にいながら、こうして全国のご当地ものを堪能できるのは贅沢な話だ。
酒を飲み、肴をつまみ現地へ思い馳せる。
こうした心の中の「小さな旅」が酒を味わう上で、一味与えてくれるのは言うまでも無い。


| コメント (4) | トラックバック (0)

« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »