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立ち飲み講義?大きなお世話だ馬鹿ヤロー!!

大衆酒場の中でも、江戸っ子の気の短さを反映したかのような「立ち飲み屋」。
元はと言えば、かつて酒屋では店内や店先で気軽に1杯飲めるスペースがどこの店にも設けられていた。

今でも、稀にそのスタイルの店を目にすることがあるが、ぶらっと歩いていてお目にかかれるものではない。
そんな中、今では随分と「立ち飲み屋」が増えたものだ。
僕が住む地元の駅前にも「いかにも昔風」に造った立ち飲み屋が1軒ある。

この手の流れに乗ってここ数年にできた立ち飲み屋はいくつあるのであろうか。

「立ち食いそば」もそうであるが、「寿司」も元々は「立ち食い」であった。
さっと喰ってさっと出る。

「立ち飲み屋」にしても、仕事帰りや夕飯前の銭湯の帰りなどにさっと飲んでさっと帰っていたに違いない。
今でも、「下町」の立ち飲み屋に行けば、それを容易に想像させてくれるオヤジ共が集う店がいくつもある。

そういった店は相も変わらず「ガチンコ」な雰囲気を出しているし、最近出来た店は若い客やOLなども目にする。

これはこれでなにも言うことはない。
「ALWAYS 3丁目の夕日」ではないが、若い人が少し前の時代に感銘を受けるのは素晴らしいことだ。

しかし、今日なんとも呆れる記事を目にしてしまった。
それは度々居酒屋特集なんかも組んでるこの雑誌のサイトだった。
http://www.president.co.jp/dan/20050600/001.html

別に、このサイトに興味があったわけではなく、検索をかけていたらぶち当たってしまったのだ。

その題名が 「一目おかれる、カッコいい「立ち飲み名人」になりたい!」 である。
まず、初めに言いたい。
「カッコいい~になりたい!」 役者かお前は!そもそも誰に対して「一目」置かれたいわけ。。。
そんなお前を見ているのは、この記事書いた奴か、こんな願望持ってるお前みたいな奴だけだよ。

そりゃ~僕だって飲みに行けば客を見ることもある。しかし、銘酒居酒屋ならともかく「立ち飲み」でスかした佇まいされても面白くもなんともない。
こんな題名に始まり、的を外した文章が続いていく。
(まあ、この趣旨にはあっているのだが、飲み手としてはどうなのだろうという文章が続く。)

<どんな店にも、惚れ惚れするような見事な立ち振る舞いで格好よく飲んでいる名人がいる。その所作を見習えばあなたも名人になれる。

大きなお世話だ馬鹿ヤロー!真似たところで年季が違うよ。

<立ち飲みに行くときには、大きな荷物は避けること。狭いスペースで大勢の人が飲むのが立ち飲みのよさ。大きな荷物は邪魔になるのだ。

鳶や大工のオヤジはどうなるんだよ。そんな客がほとんどの店だって少なくないぞ。足元置いときゃそんな堅苦しいこと言わね~よ。心配すんない。

<また、一人だからといって、新聞や本を読みながら飲むのも好ましくない。一人で飲むときは、酒とつまみに集中するか、それとも店にテレビがあれば、プロ野球でも見ながら飲みましょう。

どこの回し者だよ、お前!そんなこと注意する立ち飲み屋があったら行かね~よ、俺は!

<目の前の札や串が増えていくのはちょっと不安になるが、だからといって、隣の酔っ払いのほうへ混ぜちゃったり、串をほかの客の皿にのせたりしないこと。

あたりめ~だろっ!こんなこと!!3つのガキでも分かるだろ!!!
仕舞いにゃ怒るぞ、このヤローめ!

落ち着け、落ち着け。
ふぅ~~ふぅ~~っ。。。

要は、こんなことは大きなお世話以外のなにものでもない。
そもそも、こんな1から10まで知識つけてから店に行ってなにが愉しいのか!?

そうじゃないんだよ。すべては行ってから勉強しなさい。
きっと周りの人は優しいし、例え辛い目にあってもそれは勉強だと思いなさい。
いろいろあるから面白いんじゃないか。人間模様なんじゃないか。

と語ってあげればそれで済むんじゃね~かな~。。。
こんな雑誌買うってことは、その人ももう大人だろ。

過去にもう十分と言っていいほど買ったでしょう。そういったマニュアル本は。
「Hot Dog Pr○ss」 で楽しいデートができた人がどれだけいます?

今思えば「若かったな。。」と僕も思う一人です。
こんな書き方の雑誌だと「今はデートで立ち飲み屋が粋!」なんて特集が組まれる日も近いかもしくは、あったんじゃないかな。

僕も手にとって読んだことは2度程しかないのだが、どうも書き方が気に喰わない。
きっと、この書いてる人も嫌だろな~、仕事とはいえ。。。
と僕は思ってしまうのです。

すみません。
今日のは、あくまでも僕の主観です。
だけど、それが書けるのがBlog。

読んでくれている皆様。
ありがたいことです。



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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

はじめまして、ビールも日本酒も好きなこゆるぎと申します。いつも楽しく読ませていただいてます。また、重宝に情報を役立たせていただいてます。今回の記事について、つい一言応援したくなりました。貴兄にまったく同感。ただ、この雑誌に限らずLXONだのなんだのと、そういうエセ通人を量産しようとしている出版物は世に溢れています。私は口をあけるのも疲れるのでだんまりを決め込んでいますが、貴兄のように喝破して気持ちよく恫喝してくれる人がいると、「ああ、日本も捨てたもんじゃない」とその日一日気持ちよくなるのも確か。どんどん切って捨ててください、そういう記事は。貴兄のブログは、あちこち飲み歩く余裕のない小生にとっては、大変貴重な情報源となっています。鶯谷の『鍵屋』にしても、神田の『新八』にしても、貴兄の選定眼ほど信頼の置けるものはなく、一刻も早く日本国中の真の酒好き連中にこのブログの存在を知らしめたいものだと、密かに祈っている者です。そうすれば、前出のエセ通本などは瞬く間に廃刊か、二度と居酒屋については書けなくなることでしょう。これからも今の調子で長く続けてください。影ながら応援しております。

投稿: こゆるぎ | 2007/03/21 14:19

こゆるぎ様

初めまして。いつも読んで下さっているとのこと、ありがとうございます。
コメントが付いている瞬間に「お叱り」のコメントかな~と覚悟しました。しかし、「応援」のコメントでほっとしております。

基本的には、ここは良い店について書く場であり、悪い店だったのならば書かなければ良い。と考えていたのですが、やはり色々な店やこうした情報を目にすると、ついつい書いてしまいたくなるのが人情だと甘えてしまっております。

決して嘘は書かないと決めて書いていますが、「鍵屋」にしろ「新八」にしろ、あくまでも僕の感性で書いているので、ほかの方が行った時にどう感じるかは分かりません。もちろん、こゆるぎさんはその辺りもご理解されたうえで読んで頂いているのは、伝わってきます^^
僕は特に「僕が感じたまま」を前面に押し出して書いているので、共感して頂けること、本当に嬉しく思います。

貴兄と呼ばれるには若輩者ですが、これからも「この調子!?」で書いていきますので、引き続き読んで頂けたら嬉しい次第でございます。
ありがとうございます。

投稿: 酒天童子 | 2007/03/21 15:46

こんにちは。
まったくそのとおりです!
同感です。

投稿: EB | 2007/03/22 23:55

こんにちは。EBさん。
賛同して頂きありがとうございます。
これからも「若造ながらも一刀両断!」の精神で書いていきたいと思います。

投稿: 酒天童子 | 2007/03/23 16:49

> そもそも、こんな1から10まで知識つけてから店に行ってなにが愉しいのか!?
> そうじゃないんだよ。すべては行ってから勉強しなさい。
> きっと周りの人は優しいし、例え辛い目にあってもそれは勉強だと思いなさい。

蓋し名言。膝を打ちました。
雑誌が酒場に通い出すきっかけになるぐらいならいいのですが、つまらない知識を詰め込んでいきなり通人ぶるというのは端から見ていてあまり格好のいいものではないですよね。知ったかぶりしていないで素直に話を聞いた方が店の雰囲気がつかみやすいし、おいしいものにも出会いやすいし、それに何よりも楽しいと思うのですが。
まぁそう思わない人がいるからこういったマニュアル記事が成り立つのでしょう。

あと、このテの雑誌で紹介されると「俺達の酒場」がしばらくの間「みなさまの居酒屋」になってしまうことがあるのが困りますね。

投稿: 源 | 2007/03/26 13:11

源様

恐らく先輩とお見受け致す方に膝を打って頂き光栄です。
源さんのおっしゃること、まさにその通りでして、こうした店に知識をつけていくことは、予防注射をしていくようなものだと思うのです。
細かい店の良さまでが染み込んで来ず、結果としては「無難にことなきを得た。」で退席してしまうような気がします。
そうすることを防ぐ配慮が欲しいですね。

<「俺達の酒場」が「みなさまの居酒屋」
思わず膝を打ちました!
決して自分たちだけのものではないのですが、「酒場」は時は過ぎてもなんとなく雰囲気の似た男共で守られているもので、そこに新しい風は期待したくないですね。

投稿: 酒天童子 | 2007/03/27 01:01

酒は飲みたいから飲む。これ以上のつまらんことを考えるから、こんなアホな記事が出てくるんでしょうね。

しかし、danc○u、質が年々落ちていきますねー。。いや、自分が歳を取っただけなのかな・・・?

投稿: 酒徒 | 2007/03/27 01:04

酒徒さん
おっ!無事にアクセスが復活のようで安心しました。

実際、最近自分が歳をとったのかな?(実際の年齢も、酒場年齢も)と感じることも多くなってきました^^
ですが、だからこそ少し前まで分からなかった本質的な良さが分かり始めてきているので、この調子で自分の感じるままに発信していこうと思います。

投稿: 酒天童子 | 2007/03/27 01:16

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