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若い子と訪れる老舗 (鍵屋 鶯谷)

すっかり酒にも、雰囲気にも酔ってしまった「神谷酒場」。
そろそろ「鶯谷」へ行かなければ。。

帰り道に「喜多屋酒店」を通ると、サラリーマンのおじ様方3人が缶ビールを飲んでいる。
いいな~、その後日本酒をきゅっと飲むんだろうな~。。
僕もお邪魔して一緒に飲みたいけど、いかんせん時間がないのよ。。

「初恋屋」には15分ならいれるかなぁ。
「かわはぎ」と酒1杯でご馳走様のコースだ。
「がらがらがらっ。。」
おっ、カウンターが1席だけ空いているぞ!滑り込みセーフか!?

「こちらへどうぞ!」女将さんが通してくれる。
「おい、そこはダメだろ!!」とカウンターの中からご主人。
「すみません。満席なんですよ。。」
が~~ん、恐らく横にいた人の連れが遅れているのであろう。
この日は恋が実りませんでした。。

気を取り直してやってきた「鶯谷」。
「老舗居酒屋に行ってみたいんです~。」と言って来た若い子を連れて向かうは、もちろん「鍵屋」!

なんだかんだで平日に来るのは、まだ2度目だな~。いつも土曜の夜だもんな~。。
怪しいラブホ街を横目に歩き出した僕ら。連れの子もなんとも不安そうな顔をしている。

しかし、「鍵屋」前に着くと「うわ~~♪」と彼女。
「ありがとう存じました。」女将さんの声と同時に3人のおじ様が出てきた。

ここも、辺りの暗さと店内の明るさのギャップがなんともホッとさせてくれるんだよな~。
暖簾をくぐると、小上がりのテーブル席とカウンターが2つ空いていた。
小上がりから店内の全体を眺めるのも良いが、老舗が初めてなら尚更カウンターに座らせたい。

「かばんはあっちに置くと良いよ!」
まるで1千万円入っているかのように大事に抱えてる連れに、隣のおじ様から助言を頂いた。
やっぱり、20代半ばの子がいると目立つものだな、ここでは。

まずは、ビールをもらい「鴨焼き」と「くりから」を頼んだ。
「とくとくとくとく~~っ。。。」
鰻の焼ける匂いを肴に一気に飲み干す。
く~~っ、たまんね~!

どうだい、この分厚いカウンターは!ぐうの音も出まい!!
「うわ~、これはなんですか~?」
おっ、よく気がついたじゃないか!
「これは銅でできたお酒を温めるもので、中で沸かしたお湯で湯煎してるんだよ~。」
「へ~~~っ☆」
うんうん、いいなぁ。たまにはこういうの。

「はい!鴨焼き。」
いや~相変わらず美味そうだ!
鴨は脂が垂れるほどジューシーでネギはほのかに焦がされている。
これを一緒に頬張ったら、顔が緩む緩む。

「はい!くりから。」
串に巻きつく様に刺された鰻。
七味を「ちょちょっ」とかけて頂く。
「う~~ん!美味しいです~!」
そうだろう、そうだろう!

ここで、さっきから連れが気になっている燗付け器のお酒に変え、肴もなにか温かいものを頼むことに。
今日は、春とは思えないほど寒かった。

「おっ、まだ湯豆腐があるのか!う~ん、鳥かわ鍋、鳥もつ鍋もいいな~。どうする?」
「もつでお願いします!」
う~ん、さすが博多っ子。
「オヤジさん、甘いの(櫻正宗)と鳥もつ鍋!」
「はいよ~。。」

博多の「もつ鍋」は味噌や塩仕立てだが、醤油仕立てのここのは優しい味だ。
こんにゃくや玉ねぎが甘く仕上がり、鳥のもつは歯ごたえもぷりぷり!

日本酒は普段ほとんど飲まず、焼酎党の連れ。
しかし、この日は赤い縁取りのお猪口で「甘いの」を頂き、「お正月の味がします♪」と頬を染めていたのであった。

JR「鶯谷」駅から徒歩5分  台東区根岸3-6-23  03ー3872ー2227
営業時間/17時~21時
定休日/日曜・祝日


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東京(田端、鶯谷、三ノ輪)」カテゴリの記事

コメント

酒天童子様

はじめまして。酒天童子さんの記事を楽しく読ませていただいています。
本日、酒天童子さんの昔の記事にTBさせていただきました。

酒天童子さんのように粋な居酒屋巡りが出来るようになったら楽しいだろうな
と感心しながら拝見しています。
といいつつ、職場でこっそり見ているので写真を余り開けないのがつらいとこです。

今度江戸一にも行ってみようと思ってます。
桜海老はちょっと時期が違いますかね?
これからいよいよ魚の美味しくなる季節が近づいてきますので、
居酒屋巡りが更に楽しくなる時期ですね。

これからも楽しい居酒屋道を教えてください。
簡単ですがここら辺で。

投稿: snaffy | 2007/10/02 12:48

snaffyさん

はじめまして。
いつもお読み頂きありがとうございます。

「粋な居酒屋巡り」とお褒め頂いていますが、単純に酒と酒場が好きというだけです^^
是非、近々「鍵屋」を訪れてみてください。
「女性だけでは飲めない。」というきまりさえおさえておけば、あとはなにも気を遣わない素晴らしい居酒屋ですよ。

「江戸一」もこれから良い季節ですね。
秋はなおさら燗酒が美味い季節。
食欲の秋をお互い愉しみましょう!

投稿: 酒天童子 | 2007/10/02 19:58

酒天童子さん、わざわざありがとうございます。

> 「女性だけでは飲めない。」というきまりさえおさえておけば

あ、これはそういう空気な訳でなく、決まりなんですか?
まあナニをどうしたって女の子には見えませんから、心配は要りませんが(笑)

また(主に就業時間中に ^^;)遊びにきますので、よろしくお願いします

投稿: snaffy | 2007/10/03 14:18

すみません。
てっきりブログのお名前から女性なのかと。。
プロフ読んで気づきました。。

そすなんです。「鍵屋」は女性客だけでは入店できないのです。

僕は一時期「鍵屋」か「江戸一」しか行かない時がありました。それほど素晴らしき両店です。
是非行かれてみてください!

投稿: 酒天童子 | 2007/10/03 20:52

酒天童子さん

先日とうとう行ってきました。鍵屋。
そこで失礼ながら再度TBさせていただきました。


仰るとおりとても酔い…いや良い時間をすごせました。
時間にしたら1時間ちょいなんですけどね。

それに気をよくして一昨日は江戸一に攻め入ったのですが、
満席で、しかも待っているお客さんもいたため、
断念して反対口の加賀屋でもつ焼き食べてきました。


酒徒さんと再会されたんですね。
酒徒さんと酒天童子さんの関係も良いですよね。
人と人との繋がりを大事にされる方ならではと思います。
羨ましいですし、年上ながらお二人のこと尊敬できます。

遅まきながら二人の人好き・酒好きにならうべく、
日々、酒の神にお供えしていこうと思います。

またお邪魔しますね。

投稿: snaffy | 2007/10/12 12:20

おっ!とうとう行かれたんですね!
「鍵屋」ほど周りの評判と現実にギャップが少ない店もないと思います。
いつ行っても素晴らしい店です。

「江戸一」は残念でしたが、また今度訪れてみてください。こちらも「江戸一」ならではの素晴らしさを堪能できると思いますよ!

酒徒さんとは、お互いブログで繋がっていたので、気がつけば昔からの友のようにすっと酒が飲める仲になっていたんです。

まあ、同じ歳というのも大きな要素ですが。。
とても光栄な出逢いだったと大切にしています。

snaffyさんからのTBはこちらに届いていませんので、お手数ですが再度お送りくださいませ!

投稿: 酒天童子 | 2007/10/12 23:15

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う〜ん、際限なく行きたいリストが増えていく^^;今日は近場でこちら。知る人ぞ知る根岸の里の老舗「鍵屋」です。哲学堂に通っていることからも分かる通り、σ(^^)鶯谷にも近いのです。こちら、もうかれこれ5,6年以上前になるでしょうか。そろそろ本格的(?)な居酒屋...... [続きを読む]

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