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一期栄華 一杯酒。

「敵に塩をおくる」という言葉で有名な上杉謙信。
12年に亘り武田信玄と川中島で戦い、49年負け無しだったとされる剛の者。

宿敵信玄が息子勝頼に最後に残した言葉は、「自分の死後は上杉を頼れ。」というものであり、また、信玄の死を聞いた謙信は持っていた箸を落として泣いたという。

命乞いをするものを殺すことは控え、頼られると無碍に断ることは無かったという人徳者。
そんな謙信は、無類の酒好きだった。

今でも残っている謙信の杯は直径10CM、深さ6,5CMというから、茶碗ほどの大きさだ。まさに、謙信はご飯代わりに酒を飲んでいたのであろう。

そして謙信が最後に残した言葉。「四十九年 一睡夢 一期栄華 一杯酒。」

四十九年の生涯は一睡の夢のようであり、一時の栄華など一杯の酒のようだ。と詠った。

これほどの人間が自分の人生を酒に例えるなんて、酒とはなんと深いものであろうか。
酒の愉しみ方はそれぞれ自由だし、人にとやかく言われるものではない。
しかし、独り、杯を傾ける時、その杯に何を想い馳せるか。
その杯になにを味わうか。

これは、その人間の深さを物語っている。


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