« どて串かつ 久富 (名古屋 栄) | トップページ | 樽生ホッピーを飲みに行こう! »

まほらま (名古屋 久屋大通)

Dsc00104_2


みなさんお気づきの様に僕はどちらかと言えば銘酒居酒屋よりも大衆酒場の方が好きだ。

それは単に美味い肴で美味い酒を飲みに来ているのではなく、歴史や土地柄なども含め酒場を味わいに来ているからである。

そんな僕の目を覚まさせてくれたのがこの店だ。
一言で言ったら「癒しと感動」。。

入ると薄暗い店内は独特な雰囲気。
バーテンの様なきちっとした店員さんとまるで仙人の様なご主人。
この2人のギャップがまずは面白い!

すっ。。すっ。。と仕事に徹し流れるような動きの店員と、酒を飲みながら楽しそうに
客と話すご主人と。
なんだか見てて良い感じなのだ。

カウンターに腰を下ろし品書きを眺め、まずは「義侠 えにし」のぬる燗と
「あさりの吟醸酒蒸し」を頼んだ。

深夜1時の店内はカウンターに3人と後のテーブルに2人。
それぞれが思い思いに傾けている。

出てきた酒注を見て驚いた。
まるで玉の様に丸い陶器でできた酒器。
お猪口に注ぐとほんのり黄色く染まっている。
この燗の点け具合がピタリ!(ただ、奥でレンジの音が聞こえたのが残念。)

「義侠 えにし」ってこんなに美味いんだ~。。
しっかりした余韻と芳醇な味わい。
最近飲んだ中では、烏山の和市で頂いた「夢心」と並ぶ逸な品だ。

そして、僕の前に置かれた小さな七輪。
その上には小鍋が置かれ店員が蓋を開けると同時にグラスに入っている酒を鍋に注ぐ。
なんとこの注がれている酒は「吟醸酒」なのだ。

炭火の熱でゆっくりと沸騰してきた酒蒸し!
蓋を開けた時の上品な香りと湯気が桃源郷の様だ。

こんな酒蒸し初めてだよ。。
塩の香りと吟醸の香りがあさりから染み出る。
それを「えにし」で優しく包めば ほっくりと温まる僕の心。

いや~。極楽だ~。。

次に「じゃこ天」を頼むと同じく七輪が運ばれてきて、上には網が乗せられている。
そして、皿に盛られた6切れの「じゃこ天」。
なんとこれも自分の好みで炭火で炙って食べられるのだ!

出された醤油タレにつけて網に乗せると「じゅう♪」と炭に垂れる醤油タレ。
それが香りとなって帰ってくるんだから堪んね~ぞ、こりゃ!

Dsc00100

さっくりジューシーで香り高い「じゃこ天」。
これで頂く「ぬる燗」はこれまた堪えられない。。

最後はもう一合「えにし」を点けてもらってゆっくりと味わった。
これこそ贅沢を2度味わえる時間なのだと知らされた。

ほんとに美味い酒は、これだけ美味い肴でも味が邪魔をしてしまう。
最後に酒だけを愉しんで至った境地であった。

酒飲みが酒飲みのツボを押さえた最上の店「まほらま」。
人柄も素晴らしいご主人が創り上げた素晴らしき楽園である。


「久屋大通」駅から徒歩5分
名古屋市東区泉1-17-25 イープ太田ビル2F
052-972-9726
18:30~2:00
不定休  電話で確認してください。


« どて串かつ 久富 (名古屋 栄) | トップページ | 樽生ホッピーを飲みに行こう! »

静岡、名古屋」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/57415/17105524

この記事へのトラックバック一覧です: まほらま (名古屋 久屋大通):

« どて串かつ 久富 (名古屋 栄) | トップページ | 樽生ホッピーを飲みに行こう! »