青葉横丁 三河屋 (静岡)


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やはり最後はここに辿り着くのさ、「青葉横丁」。
ここの赤提灯の並びほど、僕の心を癒す景色はなかなかないんだな。

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以前寄った「しょうちゃん」に行こうと覗いてみると、大層な繁盛振りで満席。
少々待ってみたが、なかなか空かず、他の店を考え出した。

これだけ店があるので。
「入りたい」と思った店には縁があるはず。

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今宵は、横丁の入り口に構える「三河屋」に入ってみた。
すでにおなかはいっぱいなのだが、愉しい夜が終わりに近づくのが寂しくてついつい梯子してしまうのである。

静岡のはんぺんと言えば背黒鰯から作られている「黒はんぺん」。
そのはんぺんフライや串焼きの「タン」を頼んだ。

店内は常連のサラリーマンとご主人、女将さん。
夫婦で二人三脚という雰囲気が実に温かい。

七輪の炭で焼かれた串焼きはどれも大変うまそうだ。
やっぱり最後は、地元の人とどっぷり会話ができる、ここ「青葉横丁」で〆るのが静岡呑みの醍醐味である。


静岡市葵区常磐町1丁目362号線沿い JR「静岡駅」から徒歩15分

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もつ焼き 金の字 (静岡)

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以前から気になっていた「金の字」の「もつカレー」!
もちろん本店(清水)に行きたいのだが、今から行くのも面倒だ。

とのことでいつも通り〆の「青葉横丁」に向かって進みだした。
するとご覧の店が見えてきたのである。

なんと、「金の字」の支店だ!

こりゃ~「もつカレー」を喰わない手は無い。

入るとカウンタと小上がりのような座敷が広がる。

本店のような歴史は感じないが、まあ今回は「もつカレー」の味をみるのが目的だ。


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これが噂に高い「もつカレー」!

4本もらって、ビールで流し込む。
付け合せのキャベツとの相性も抜群だな~。

でも店にいまいち活気が無く感じたのは僕だけであろうか。

今度は是非本店を訪れ比較したい。

「静岡」駅から徒歩10分
静岡市葵区常盤町1-1
054-251-0041
18:00~23:00
日、祝 定休


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居酒屋 多可能(たかの) 静岡

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久しぶりの多可能。
僕の中では久しぶりでも、創業大正12年の老舗が揺らぐわけもなく、今宵も堂々とした佇まいである。

戸を引くと、懐かしい人の活気がどっと押し寄せてきた。
運よく数少ないカウンターが空き、そこに滑り込むことができた。

まずは、瓶を呑みながら店内を愉しんだ。
煙で燻られたわけでもないのに、飴色に染まる店内。
それだけ、歴史を感じさせる。

カウンターに飾られているアオキの枝や紫陽花がこれまた憎いなぁ。

肴は愉しみにしていた「生いわし」。
捌いた生の鰯を醤油に漬け込み、おろし生姜と共に頂く絶品である。

そして絶対外せない「アジフライ」!
ここまで肉厚で新鮮なアジフライは都内ではなかなか食べられない。

酒は自然と燗点け器で湯燗された「萩錦」に移り、最後は、皮なしぷりっぷりの「蛸刺し」を愉しみ店を後にした。


静岡市葵区紺屋町5-4   054-251-0131
JR「静岡駅」徒歩5分     日曜定休    16時30分~23時


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居酒屋 おい川 (静岡)


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魚金で「正雪」を呑んでいるうちに、静岡に行きたくなってしまい、
その次の終末には、静岡行きのバスに乗っていた。

久しぶりだな~。静岡。
ここには、酒を呑みに来る目的以外で来たことがない。失礼。

まずはやっぱり「おいかわ」だな!
実は以前満席で入れなかった思い出がある。

今日は開店直前に着けたので、カウンターに座ることができた。

さっそく地酒「杉錦」の純吟をもらい、摘みは「鰹の刺身」。
鰯は多可能まで我慢し、ここは鰹をもらった。

う~ん、清清しい初夏の味。
最高。

ご主人お勧めの「豚タンの自家製味噌漬け」は、茹でた豚の舌を味噌に漬けた正に酒の肴。
豚の脂と味噌の味を開運の「花の香」で洗い流す。

心遣いも細やかなご主人の作る肴と多数の地酒が愉しめる「おいかわ」。
是非、季節に合わせてまた来たいと思う。

「新静岡」駅から徒歩3分
静岡市葵区鷹匠1-4-1 佐野ビル1階
054-272-6551
17:00~22:30
日、月、祝 定休

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鹿肉でホッピーを! (朝霧高原)

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仕事をバリバリとこなし、休日を満喫する。
これが、男のスタイルだ!

なんてでっかい声で叫びたくて富士の裾野にやってきた。

2泊予定の今回は、前夜に仕込んだ「タンドリーチキン」や特製カレー、鹿肉のウインナーなど愉しみが満載。

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この鹿肉に包丁を突き刺し、口へと運ぶ。
これぞハードボイルド(焼いてるんだけどね。。)なのさ!

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朝霧高原 (朝霧ジャンボリーオートキャンプ場)

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夏になるといつもの仲間で集って行く、ここ朝霧!

東京から車で3時間もあれば着くというお手軽さとこの開放感はなにものにも変え難い。

クーラーBOXの中には、3日分の食材たち。

恒例のタンドリーチキンや通称「松岡牛」を使ったトルティーヤは絶品!

道の駅で地の野菜や肉類を仕入れる。


砂肝も一口じゃ~喰いきれないこの大きさ。

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ヨーグルトを食べさせて育てたヨーグル豚のウインナーも格別だね。

そしてキャンプと言えばなんと言ってもカレー!!

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Yちゃん手作りのパンももっちりと最高にうまかった。

気が付くと口に含んでいるのは、酒。

こんな毎日が続いたらいいのにな~。。。

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まほらま (名古屋 久屋大通)

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みなさんお気づきの様に僕はどちらかと言えば銘酒居酒屋よりも大衆酒場の方が好きだ。

それは単に美味い肴で美味い酒を飲みに来ているのではなく、歴史や土地柄なども含め酒場を味わいに来ているからである。

そんな僕の目を覚まさせてくれたのがこの店だ。
一言で言ったら「癒しと感動」。。

入ると薄暗い店内は独特な雰囲気。
バーテンの様なきちっとした店員さんとまるで仙人の様なご主人。
この2人のギャップがまずは面白い!

すっ。。すっ。。と仕事に徹し流れるような動きの店員と、酒を飲みながら楽しそうに
客と話すご主人と。
なんだか見てて良い感じなのだ。

カウンターに腰を下ろし品書きを眺め、まずは「義侠 えにし」のぬる燗と
「あさりの吟醸酒蒸し」を頼んだ。

深夜1時の店内はカウンターに3人と後のテーブルに2人。
それぞれが思い思いに傾けている。

出てきた酒注を見て驚いた。
まるで玉の様に丸い陶器でできた酒器。
お猪口に注ぐとほんのり黄色く染まっている。
この燗の点け具合がピタリ!(ただ、奥でレンジの音が聞こえたのが残念。)

「義侠 えにし」ってこんなに美味いんだ~。。
しっかりした余韻と芳醇な味わい。
最近飲んだ中では、烏山の和市で頂いた「夢心」と並ぶ逸な品だ。

そして、僕の前に置かれた小さな七輪。
その上には小鍋が置かれ店員が蓋を開けると同時にグラスに入っている酒を鍋に注ぐ。
なんとこの注がれている酒は「吟醸酒」なのだ。

炭火の熱でゆっくりと沸騰してきた酒蒸し!
蓋を開けた時の上品な香りと湯気が桃源郷の様だ。

こんな酒蒸し初めてだよ。。
塩の香りと吟醸の香りがあさりから染み出る。
それを「えにし」で優しく包めば ほっくりと温まる僕の心。

いや~。極楽だ~。。

次に「じゃこ天」を頼むと同じく七輪が運ばれてきて、上には網が乗せられている。
そして、皿に盛られた6切れの「じゃこ天」。
なんとこれも自分の好みで炭火で炙って食べられるのだ!

出された醤油タレにつけて網に乗せると「じゅう♪」と炭に垂れる醤油タレ。
それが香りとなって帰ってくるんだから堪んね~ぞ、こりゃ!

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さっくりジューシーで香り高い「じゃこ天」。
これで頂く「ぬる燗」はこれまた堪えられない。。

最後はもう一合「えにし」を点けてもらってゆっくりと味わった。
これこそ贅沢を2度味わえる時間なのだと知らされた。

ほんとに美味い酒は、これだけ美味い肴でも味が邪魔をしてしまう。
最後に酒だけを愉しんで至った境地であった。

酒飲みが酒飲みのツボを押さえた最上の店「まほらま」。
人柄も素晴らしいご主人が創り上げた素晴らしき楽園である。


「久屋大通」駅から徒歩5分
名古屋市東区泉1-17-25 イープ太田ビル2F
052-972-9726
18:30~2:00
不定休  電話で確認してください。

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どて串かつ 久富 (名古屋 栄)

さて、休みだと分かっていても次回を考えて「大甚」を見ておきたい。
とやってきた伏見。

駅を出た交差点から見える「大甚」は「魚三」の様な立派なビルの1階に入っていた。
「大甚中店」なる店も構え、その目と鼻の先に「本店」がある。

しかも、「本店」は暖簾こそ出てないが中は明るく人が飲んでいる。
もしや!と思い店の戸を開けた。

「すみません。。今日は休みなんです。」

って飲んでるじゃないか!あなたたち!!
でもまあ、休みの日だもんな。。たまには友人集めて飲みたいよな~。
ここで「東京からわざわざ来ました。」なんつ~のは酒飲みの恥だ。

僕は潔くあきらめ友人との待ち合わせ場所である「栄」に向かった。
少し早いが、それは丁度良かった。
だって、「栄」で飲む処決まってないんだもん。

ここで僕は今までの経験を頼りにアンテナを張った。
「1000酔漢」や飲み屋が多くあるテレビ塔の左サイド。なら盲点の右奥にもきっと
良い店があるはずだ!

と歩き回ること数分。勘はぴったり当たりました!
それがここ「久富」!

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ほぼ満席の店内だが、一度待ち合わせ場所に戻り友人を連れてもう一度訪れた。
時間差でやはり満席。

10分ほど待って座ることができた。
友人をここに連れてくるまでの僕は少々強引だったことであろう。

なんだって名古屋の人間が東京から来た人間に引っ張られて連れて来られるのかと。

しかし、店を見た友人は「とても一人では入れなそうな店!大歓迎!!」とにんまり。
そ~れみろ!

店は20人ほど座れるL字型カウンターのみ。
店の中は何とも言えない美味そうな匂いが漂っている。

それは注文してすぐに分かった。
「まずは、串カツと筋煮を下さい。あとビール!」

串カツは関東の様に大きな肉ではなく焼き鳥ほどの小さなもの。
僕ははじめ連れに「これなんだ?」と聞いたところ「串カツ!」と即答してたからこっ
ちではこの大きさが普通なのだろう。

そして出てきた「筋煮」!
これがさっきの匂いの正体だったのだ。

とろっとろに味噌で煮込まれた筋煮。
こりゃ~美味いわ~。。

例えるなら「岸田屋」の煮込み!
あのモツを牛筋にしたのを想像してみて欲しい。
美味いに決まっている!

きっと名古屋のこうした味噌文化って関東の人間も嫌いじゃないと思うのだ。
だって東京下町の煮込みだって「味噌煮」のところが圧倒的に多いもんね!

そしてもう一つ美味かったのが、ここの「おでん」!
これはさっきの「筋煮」と同じ鍋の中でぐっつぐっつと煮込まれたもの。

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静岡の「おでん」も美味いな~。。と思ったけど名古屋のもすこぶる美味い!
創業50年近いらしいからきっと注ぎ足しで煮込まれてきたのだろうな。

今日が祝日じゃなかったらきっと出逢えなかったここ「久富」。
19:00~22:00頃までは絶えず満席。
地元の人に愛されているこうした店を発見できたのは、今回の大きな収穫である。


「栄」駅より徒歩5分
名古屋市東区東桜1-10-13
052-971-3134
17:00~24:00(年中無休)


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焼き鳥 角屋 (名古屋 大須観音)

夏くらいから近々行きたいな~と思っていた関西遠征。
本当は大阪―名古屋で行きたかったのだが、急な仕事の都合により1泊で名古屋に行くこととなった。

仕事は日曜なのだが、土曜の昼から現地入りした僕。
目的はもちろん真っ昼間からの飲み歩きである。

19時から栄で友人と会うことになっていた僕はこんなプランを立てていた。
16:00~末廣屋(大須観音)17:00~大甚(伏見)19:00~1000酔漢
(栄)友人と別れてから まほらま(久屋大通)である。

いや~考えただけでウッキウキだな~!!

バスは予定通りに名古屋(栄)に着き、駅のロッカーに荷物を入れて地下鉄に飛び込ん
だ。
栄から大須観音までは2駅ほど。歩いて行けない距離でもないが僕は地下鉄が好きなのだ。

大須観音駅から歩くこと7分。
ちょうど16:00に「末廣屋」に着いた。こんな人通りの多い道に面していたのか!

さっそく入ろうとするとシャッターは半分だけしか開いていない。
う~む、まだ準備中なのかな。。
まさか。。と慌てて店の看板を見て電話した。

いっくら鳴っても誰もでない。
ガチャッ。。

「あっ、すみません!今日は何時からですか?」
「あ~今日はお休みなんですよ。。」
「えっ、でも今日は土曜日ですよね?」
「ええ、でも今日は祝日ですから。。」

ど~~~~~ん。。。

ええっ!!??今日、祝日だったの??
僕は身体が崩れ落ちそうなくらい脱力した。

だってそうしたら「大甚」も芋づるで休みじゃない。
う~わ~。。なにしに来たんだ、おいら。。

しばし呆然でしたよ。
慌てて電話した「1000酔漢」と「まほらま」。
「まほらま」は開いてたものの、案の定「1000酔漢」は休み。

う~~わ。。やっちゃった~。。と落ち込んだのも束の間!
よ~し、老舗はまた今度にとって置いて今回しか行けない様な店を発掘しようじゃない
さ!!

と大須観音界隈を歩き始めた僕。
しかし、歩けど歩けど居酒屋に巡り合えない。と言うかお寺方面以外はそもそも人がい
ない。

絶望に暮れていた僕に光が差したのは、とある交差点に差し掛かった時であった。
おお!なんとまばゆき光景よ。。

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それが、この交差点の一角に店を構える「焼き鳥 角屋」!
暖簾をくぐると6人ほど座れるV字カウンターに通された。
珍しいな。V字って。

そして、V字の後には20人ほど座れるコの字型カウンターが!
う~ん、向こうでも良かったけど、焼き場の前のこの席も趣きがあって心地良い。

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1本100円の焼き鳥は2本からの注文。
ここはタレが主流で「塩」と言わないとタレで出てくる。

僕は、それが良い!
こうした大衆酒場の燗酒にはタレが持って来いなのだ。

僕は、「玉子」と「鳥玉」と「手羽先(300円)」を頼んだ。
そしてまずはビール。
いつもなら酒であろうが、今日はいかんせん長丁場!
まずはビールで行きましょう。

奥のコの字型カウンターはおばさんが一人で仕切り、注文が入ると向こうから拡声器で
注文を吼える。

それを聞いて動くご主人の手の忙しいこと。
それに加え、僕らV字のお客さんの注文も捌かなきゃならないんだから大したもんだよ

ご主人が脇において付けているタレは創業以来58年注ぎ足された秘伝のタレ!
これがどんなネタとも合うんだわ。

隣の客は30年ぶりに飲みに来たようで色々な話をしてくれた。
昔はこのあたりは工場が多く、夜勤の合間に抜けてここに飲みに来たのだとか。

僕とこの客のやりとりを聞いていた右のTAXI運転手が
「兄ちゃん、さっき言ってた休みの店って末廣だろ?」
なんて急に入ってくる。

大阪で飲んでるような関西弁はそんなに目立たず、さっくり気軽に話しかけてくれる名
古屋の人。酒を燗でもらいすっかり上機嫌になった僕はすでに「末廣屋」「大甚」のこ
となど忘れて酒に興じていたのだった。

「大須観音」駅から徒歩5分
名古屋市中区大須2-32-15
17:00~21:00(火曜~土曜)
16:00~21:00(日曜)
月曜定休

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ハッピー食堂 田中 (沼津)

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今回のキャンプの締めくくりは、ある人と沼津で飲むことだった。
その人とは、もう7年も前に沼津港の寿司屋「かもめ丸」を訪れて以来の付き合いになる。
「ここはね~半月って言って中トロのなかでも、血合いのところから、ほんのわずかしか取れなくて、しっとりしてるなかにサシが細かく広がってて、ほっんとに美味しいよ!」

こんな滑らかなトークを交えながら楽しく握ってくれる寿司職人の川口さんにすっかり僕らははまってしまった。
それ以来、GWや夏休みなどに毎年沼津に寿司を食いに来ていた。
今は沼津駅の北口にある「すし処 海舟 本店」で店長をしている川口さん。

今回、キャンプに来る前に電話してみると、日曜は仕事がお休みと言うことで久しぶりに沼津で飲むことになったのである。

以前沼津駅で待ち合わせた時は、上下スウェットに下駄姿で登場した川口さん。
今回も、魚偏の漢字をあしらったTシャツが実に粋だった。

そんな川口さんに連れられてやってきたのは、「ハッピー食堂 田中」!
店の外壁にも大きく書かれた「鳥」の文字通り、ここの売りは「鳥」である。

中でも鳥の半身をパリパリに揚げた「あぶり鳥 850円」は皆が頼む人気メニュー!
そしてほとんどのお客さんが「もやし炒め 200円」を頼み、お好みで酢と善光寺一味をかけて食べる。

この「もやし炒め」がなんとも言えない優しい美味さ!
「でた~!!この家庭じゃ出せない味!」と友人の口から思わず出た。

そして、一番僕らの目を惹いたのは600円で出されている「いわしの缶詰」である。
店員さんに聞いてみると、京都の竹中缶詰のものですべて「国産のいわし」で作られた缶詰だと言うのだ。こりゃ~頼んでみるっきゃないでしょ~!

しかも「焼き」と「刺し」とある。
僕らは「焼き」で頼んでみる。するとご覧の通りに出されてきた。

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油で炙ったニンニクのスライスがなんとも香ばしい香りを放っている。
そして、丁寧に頭と尾の順で並べられた「いわし」たち。
この並べ方を見て「円の面積がなぜπr2乗なのか?」を思い出したのは僕だけであろうか。

まあそれは置いといて、ピカピカに光った「いわし」とニンニクを一緒に食べればこれがめちゃ美味い!酒はジョッキと外(ホッピー)を冷やした2冷のホッピー。(ちなみにジョッキ、中の焼酎、ホッピーの3つが冷えて出されるのが所謂3冷ホッピーである。)

決して多くないメニューだが、本当に外れがない料理たち。

「居酒屋はこういうのが良いんだよ。やたらめったらなんでも作るんじゃなく、自分の得意なもので勝負する。」
この川口さんの一言は説得力あったな~。。

やっぱり、一流の職人さんは美味い店を知っているな~。
吉祥寺の「カッパ」も森下の「山利喜」も思えば川口さんに教えてもらったんだよな~。

自分の子供の様な僕らとも対等に笑い話ができる川口さん。
そしてなにを語らせても「粋」と「艶」が匂いたつ。
職人さんと客という立場から始まった人間関係であったが、今となってはこんな風に遊んで頂いているのが、とても嬉しい。
こんな酒飲みになりたいと心底思った、沼津の夜だった。

「沼津」駅から徒歩5分
沼津市添地46  055-951-0808
月~金 15:00~23:00
日曜日 12:00~21:00
土曜日定休

☆なお、ハッピー食堂 田中は道路の拡張工事に伴い、9月一杯で閉店となります。今現在移転先を探しているみたいなので、移転後はまた情報を更新します。

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