斉藤酒場

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肉汁を口に溢れさせながら、いつものように十条に向けて歩き出した。
貫禄のある暖簾をくぐれば、そこは斉藤酒場。

昭和3年から続く老舗居酒屋で摘むは、鱈の西京漬け。
やはり〆は酒だな。


「十条」駅から徒歩1分
北区上十条2― 30― 13   03ー3906ー6424
16:30―23:30 日祝休

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東京一のもつ焼き屋 埼玉屋(東十条)

好きなもつ焼き屋が都内には何軒かある。

その中でも、やはり群を抜いているのがこの店だと思うのだ。

16時開店だが、第一陣に間に合わないと、この日は肉にはありつけない。

今宵も宴はホッピーとあぶら(リブロース)のレアから始まった。

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このレバーも最高なのよ。

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今日はカウンターには、座れなかったがおやじさんが

「どう?味は大丈夫?」

などと細かい気配りをしてくれるので、店全員で愉しんでいるような気分にさせてくれる。

この雰囲気が好きか嫌いかは分かれると思うが、一度試してみる価値は十分にある。

「東十条」駅から徒歩5分
東京都北区東十条2-5-12
日曜・祝日定休  03-3911-5843
平日: 16:00 - 22:00
土曜: 16:00 - 18:00

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鯉と鰻 まるます家 (赤羽)

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土曜の昼下がり、昼食がてらに「まるます家」を訪れた。

この日の目的は、土曜恒例「埼玉屋ツアー」!

そのまえに軽く、「鯉のあらい」でビールを呑みたくなったのだ。

いつも通り店は満席。

いつものように、女将さんの歌舞伎口調が店に響き渡る。

赤星をもらい「うざく」「あらい」「鰹の刺身」をもらった。

鰻と胡瓜、鰹の腹の縞に初夏を感じ、店を後にした。

「赤羽」駅から徒歩3分
北区赤羽1-17-7
03-3901-1405
9:00~21:30
月曜定休

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ホルモン道場 もつ焼き 喜多八 (板橋)

さてさて。

区役所前から板橋駅へと帰ってきて呑んで帰らないわけがない!

次はどこで呑みまひょ~かね~♪

それにしても板橋は「大衆酒場」と掲げている店が多いな~。。

こりゃ~迷うぜ!

と迷った中からやってきたのが、ここ「喜多八」!

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入ると1階は6席ほどのカウンターと狭い店内だが、2階席もあるようだ。

優しい女将さんの笑顔に迎えられ、ホッピーを頼む。

いろいろとホルモンがある中から「ホルモン焼き 180円」をもらう。

「何本?」と聞かれ

「4本」と答えるも3本で品切れだそう。
これは期待できる!

予想通りこれは最高にうまい!!

恐らく「ハラミ」であろう肉にニンニクおろしがかかっている。

聞けば昭和30年代に創業したのだとか。

分厚いカウンターを愛でる様に撫でながらホッピーを転がした。


事前に全くなんの情報も持たずに訪れた今回の板橋周辺。

しかし、帰ってきてから調べてみれば亀屋は橋本先生が、喜多八は吉田類さんが訪れている。

そんなことがなおさら嬉しいかった今回の呑み歩きであった。

「板橋」駅から徒歩3分
板橋区板橋1-19-8
03-3964-3481
17:00~23:00
日祝定休

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ホッピー酒場 亀屋 (板橋区役所前)

初めて降り立った都営三田線の「板橋区役所前」駅。

仕事の待ち合わせで昼の12時前に駅に着いた。
どれどれ、待ち合わせまでの10分で、駅の周りを散策してみよう!

横断歩道を渡り、ミニストップ前までくると、「おや~、100mほど前方に ホッピー の文字が見えるではないか!」

足早に店に近づくと「ホッピー酒場 亀屋」との看板が出ている。
もちろん、この時間に開いているわけはない。

こりゃ~仕事帰りに寄る愉しみができたぜ!

という訳で、夜に再訪。

どうだい、この暖簾の立派なこと!

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中に入ると住人のような常連さんがコの字カウンターを挟んで談笑している。

一枚板の立派なカウンターは年季が入り、かなりの代物。

店にある常連さんとの親睦旅行の写真をみると昭和30年代のものだから戦後から続く店なのであろう。

小上がりには日用品が積み上げられ、呑めるのはカウンターのみ。

その10席ほどのカウンターに座りホッピーを頼んだ。

品数はわかりやすい物が10品ほど。

その中から「合鴨スモーク 350円」と「鮪」「烏賊」を盛り合わせでもらった。

スライスされた合鴨に白髪ねぎを挟みゴマ油を垂らして頂く。
ご主人は「ラー油」とおっしゃっていたが、味は「ゴマ油」だ。

これが、最高にホッピーと合う!

かなりご高齢な夫婦が営んでいるこの酒場。

こち亀の両さんに例えると、GIジョーがたくさん残っている駄菓子屋を見つけた心境だ。

板橋方面に来ることがあれば迷うことなく、ここを訪れたい。


「板橋区役所前」駅から徒歩3分
板橋区板橋3-10-3
17:00~21:00?22:00?
その他不明

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斉藤酒場 (十条)

さてさて「埼玉屋」を客の中では一番に出てきてしまった僕は、「東十条」駅に向かって歩き出した。後ろ髪ひかれる思いだったが、めったに来れない十条方面。
このまま帰ってしまうには口惜しい。
17時過ぎにしてまだ辺りは明るい。冬はすっかり去ったのだな~。。

「東十条」駅前を通り過ぎそのまま「十条」駅方面へ。
そのあいだに目にした数々の飲み屋。
安くて良さそうな店が何軒かあった。いいな~このあたりも。
ということで、これを見て欲しい。

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実は、この「赤羽」を頂点とした「赤羽」「東十条」「十条」とを結んだエリアを誰が呼んだか、「居酒屋ゴールデントライアングル」と呼ぶらしい。
確かに居酒屋は多いが、バックパッカーの僕には「ゴールデントライアングル」と言えば「タイ」「ミャンマー」「ラオス」の麻薬地帯の方が頭をよぎる。

ともあれ、そうして最後に向かったのは「十条」駅。
ここまで歩いてこそ三角形は完成する。
目的は駅からすぐの「斉藤酒場」!

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ここも都内屈指の「古き良き」大衆酒場である。
昭和3年創業ということだが、外見からはそこまでの風格は感じさせない。
しかし戸を引いたとたんにその「年月」が空間を包んでいた。

うわ~~っ!オヤジで溢れかえってるよ!!
ちょっと広い蕎麦屋ほどの広さだが50人はいるぞ。
いや~見事に満席ですわ。。と思っているとあっという間に一人が席を立つ。

「はい!こちらへどうぞ~!」
割ぽう着姿のおばちゃんが優しく席へと導いてくれた。

店には大きなテーブルが5つほどあり、そこを囲んで男たちが思い思いに酒を飲んでいる。
カウンターは無くすべてが相席である。
僕のテーブルもなんとも古いテーブルだな~。
まるで根岸「鍵屋」のカウンターの様な分厚い木造りのテーブルだ。

そして、机上に並んでいるものも共通していた。
たいていの客が「串かつ」か「ポテトサラダ」で熱燗を飲み、席を立っていく。
ここの摘みはほとんどが200円~300円。それを越えるものは少ない。
しかし、この値段にして全うなものが出されているのは、この繁盛振りが物語っている。
僕は「煮魚鱈」を頼んだ。

それが来るまでは、お通しの「白菜の漬物」で熱燗を愉しんだ。
いや~すっげ~オヤジの根城だな~。。。
上野や浅草の六区なんかにもオヤジの集まる店はたくさんあるけれど、ここまで地元感漂う一様な光景は初めて目にする。

一言で表現すると「酒オタクの聖地」!?
そんな感じである。

思わず笑っちまっているとそこに「鱈」が運ばれてきた。
すこぶる小ぶりの「鱈」だが、一人で酒を飲むには丁度良い。
味も良く滲みてて飲兵衛好みな味付けだ。

いいな~。。。
今日だけでこの言葉を何回口にしたであろうか。
今思うと改めて幸せなことだ。

だっていいんだもの。。
てきぱき働くおばちゃんたち。うちのばあちゃんの若い頃を思い出させるような懐かしさ。
ここは、「昭和」で完璧に止まっているよ。

だからそんな時代に思い出の深いオヤジ共が毎日足繁く通うのであろう。
この店の雰囲気はもちろんのこと、このおばちゃんたちがいる限り変わることは無いと感じた「斉藤酒場」であった。


「十条」駅から徒歩1分
北区上十条2― 30― 13   03ー3906ー6424
16:30―23:30 日祝休

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もつ焼き・やきとん 埼玉屋 (東十条)

「赤羽」を後にした僕は、「東十条」にやってきた。
お目当ては噂に高い もつ焼き屋「埼玉屋」である。

16:00開店というこのお店。開店前には行列ができるとのこと。
今は15:45。さて、どんな塩梅だろうか。

路地を曲がると見えてきました、行列が!
すでに20人近くのオヤジ勢が列をつくっている。しかし、よくよく見れば僕の前に一人。また先頭の方にも3人組のオナゴがいます。
う~~ん、さすが有名店!

僕の後ろにも次々と並び、気がつけば40人ほどの列が完成。
店は16:00丁度に開けられ、暖簾を持った息子さんが出てきました。

流れ込むように店に吸い込まれていくお客達。
コの字型カウンターは左右均等に奥から人で埋まっていく。

僕の5人くらい前まで来て気がついた。
おいおいっ!僕は果たして入れるのか?
けっこうギリギリなんですけど。。。

いや~今日はなにやらツいています。
コの字の丁度真ん中の最後の一席に着くことができました。

その後、1人と言うお客さんが2人ほどカウンターの隙間に納まり20人弱となりました。
あとのお客さんは問答無用でまずはテーブル席。そしてお2階へ!

その時オヤジさんから驚愕の一言が。。。
「おい!今日もう暖簾仕舞っちゃえ!」

ええっ!?
まだ16:06分なんですけど。。。
そして、息子さんが暖簾を中に仕舞うともう一言。

「シャッターももう閉めちまえ!」
うひゃ~~っ!すでに貸切状態!?

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その後何人か半分開いてるシャッターから入ってきましたが、オヤジさんにはこう言われます。

「ごめん。もう今日うちは売るものないから。」
かっこいい。。。

なんたることざましょ。しかも決して嫌な言い方じゃないんです。
この一連の言動に思わず笑っちゃう店内のお客さんたち。
入れなかった人には可哀想だが、カウンターのお客さんには妙な連帯感が生まれています。なぜかこれから共にどこかへと赴く仲間のような。。。
そして、この連帯感は心地良く最後まで続いたのです。僕らはすでにオヤジさんのワールドに引きずり込まれていました。

厨房からは奥さんがここの名物「クレソンのサラダ」をおぼんに携えて客に配っていきます。これはお通しではないのですが、ほとんどの客は手を伸ばして受け取っていきます。
僕は一人だったので遠慮しておきました。

そして、次はカウンターの端から順に飲み物の注文を取ります。
ここの名物「ホッピー」は焼酎をシャーベット状に凍らした特製の生ホッピー。
客はほとんどが、レモンハイかホッピー!
僕はもちろん「ホッピーください!」

気付くと不思議と自然に隣のお姉ちゃんやおいちゃんと乾杯していました。
う~~む、なんなんだこの空気は。。

そこへオヤジさんが竹ざるにネタを並べ始めました。
「まずは白レバーね!」
白レバーとは、暴食して脂肪肝になったレバーのこと。
なんとも耳の痛い話で同情の念すら湧き上がってくるが、目の前の竹ざるに盛られた白レバー串の山は、まさに宝石の山。
なんとも言えない艶かしい輝きを放っている。

「みんな、レアでいいかな?」
とのオヤジさんの問いかけに
「いいとも~!」
とは言わないがもちろん文句を言うヤツは一人もいない。
親指と人差し指で摘んだ塩をさっとぶっかけ、表面が白くなると客の皿に置いていく。
1本からの注文は受けていないので、2人連れは1本づつ分けて食べれるが、一人客は2本食べるか、もしくはそのネタは食べないかだ。

強制ではないので、焼かれた串をオヤジさんが順番に置いていく時に、「それはいいです。」と断ればよい。まずはカウンター客に行き渡らせて、そのあとテーブルや2階席の分を焼くのだ。カウンター客は本当に食べたいネタだけを吟味すればよいのだ。
とは言え、「もう売るものはないから」と後から来る客を帰してまで、オヤジさんの勧めてくれるネタだ。断る理由はどこにも見あたらない。

この「白レバー」は超レア焼きなのでオヤジさんのほうでも気を遣い
「焼き加減大丈夫?」とカウンター客に問いかけてくれる。
大丈夫も何もこんなにうまいレバー初めて食ったよ!
というのは僕だけでなく、きっとみんなの意見。
隣のお姉ちゃんやそのとなりのおいちゃんと思わず顔を見合わせました。

隣のお姉ちゃんは、女性一人なので気になっていたのだが、話してみると前回友達と2人で来て食べれなかったこのレバーを食べるために今日は一人で来たのだそう。
「もう今日の目標は果たせましたね。」と問うとなんとも満足そうな顔で頷いたのが忘れられない。

続いて焼かれ始めたのは「あぶら」。
「これはリブロースだよ!」とオヤジさん。
霜降りのようにサシの入った肉を秘伝のタレ壷に「どぽっ。。」っとつけて焼いていく。
「じゅわ~~~っっっ。。。」
脂とタレの絡み合うなんとも言えない甘い香りが店内に広がる。
うわ~~~っ、早くそれを食べさせてくれ~!
そして、ホッピーで洗い流させてくれ~!!
と待つことしばし。。
一切れが大きく、頬張るように口へと運んだ。
うぅ~~~っ!!溶ける!!溶けるよ~~!!なんなの、この脂とタレの相性の良さは~!?
シャリッシャリのシャーベットが浮かぶホッピーがゴッキュゴキュ進む。
すでに最初の2種で度肝抜かれたな~。
文句なし!すでに僕の中で都内最高のもつ焼き屋に認定されました!!

いやいや、格付けは済んでもまだオヤジさんの手は止まりませんよ。
「次は上シロいくよ~~!!」
塩で焼かれたシロ(腸)は、ふっくら焼きあがっているのが見ただけで解る。
これも一切れが大きくてうれしいな!とかぶりつく。
も~~なんなの!この弾力!!
噛むほどに旨みが染み出してくる。
噛み切れそうで噛み切れない。飲みたくないんだけど飲まれていってしまう。
そんなもどかしさが憎い上シロ!

みんながうまさに顔がほころんでいる。
こんな光景見たことないな~。。。

そしてオヤジさんのトークがまた面白いんだわ!
完全に店全体はオヤジさんワールドに包まれている。
この「店全体で飲んでいる!」感覚がなんとも心地良いな~。。

「飲みに来る。」と言うよりは「味わいに来る。」と言った方が良いかもしれない。
僕は、次の「ねぎま」の焼かれている間に店を後にしたので、この後のことはわからないが、18:00閉店ということであると、誰かとじっくり飲みに来る。という用途にはむかないなと思いました。
その分、一人で初めて行ってもオヤジさんが優しく包んでくれます。
じっくり行くなら平日の方が良いでしょう。
僕もまた再訪したいと心から思いました。だってこれを書いている今もあの「あぶら」が食べたくてしょうがないんだもの。

その名は「埼玉屋」。
今までのもつ焼きへの考えが変わるお店です!


串は1本140円
ホッピー、酎ハイ380円

「東十条」駅から徒歩5分
東京都北区東十条2-5-12
日曜・祝日定休  03-3911-5843
平日: 16:00 - 22:00
土曜: 16:00 - 18:00

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まるます家 (まるますや) 赤羽

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土曜の昼下がり。
降り立ったのは「赤羽」。
初めて来た「赤羽」は思った以上に活気のある街で驚いた。

北改札から東口にでると大きく書かれた「一番街」の文字。
足を踏み入れると、人の往来の多さにこれまた驚かされる。

う~~ん、活気づいてるな~赤羽。
そして歩くこと3分。
商店街の中央にあるのが鰻と鯉で有名な大衆酒場「まるますや」である。
ずっと「まるます屋」だと思い込んでいたら「まるます家」であった。

昭和25年創業という老舗大衆酒場。
先代の御主人が勤めていた会社の倒産をきっかけに「好きな酒を朝から飲める店を」との想いで開店したとのことらしい。

その想いの通り開店は朝の9時。
平日は引退された叔父様方でにぎわっているのだろうな。
今日も、午後3時にして満席の店内。

店のつくりは、いわゆるWコの字型カウンターでそれぞれ15人ずつ30人が座れる。
門前仲町や森下の「魚三酒場」と同じ造りだ。
そして、部屋の隅に少々のテーブル席。
まあ、1人や2人がほとんどでみな飲兵衛ですわ!

店の入り口は2箇所でその間のスペースで持ち帰る用の鰻が焼かれている。
「はい!なんにします?」と元気の良いおばちゃん。
「鯉生刺しとサッポロの大瓶を。」
「醤油はニンニクと生姜どっちにする?」
「生姜で!」

今夜は、少々気の遣う催しがあるので生姜を選択した。
「はい、鯉生刺しおまち~。」
う~ん、白身が程よく赤みがかり美しい。
コップにビールを「とくとくとくっ。。。」っと注ぎ、鯉を一切れ。

う~~ん、これ生姜じゃなくてニンニクじゃん!でも、うまいじゃん!!
てなことで、まあいいか。夜もどうせ酒の席だし。。

生姜で食べれば少々上品に感じたであろう鯉の刺身はニンニクの野蛮さとも相性抜群!
いや~燗酒がほしいぞ、こりゃ~!

てなわけで、熱燗を追加。
50種ほど短冊に書かれた、ここの摘みは200円から400円のものが多い。
鰻のカブト焼き(200円)、うざく(鰻の酢の物400円)、鰻のバラ身ポン酢(350円)、うどぬた(350円)などなど、
まあ、さすがにうな丼(700円)うな重(1000円~)は別だけどね。

僕は「バラ身ポン酢」を追加した。
鱧の骨切りとまではいかないが、細かくザク切りされた鰻にオロシが落とされていて、ポン酢がかかっている。
鰻の脂をオロシとポン酢でさっぱりと仕上げ、これを燗酒で頂く美味さはなんとも言えない!

う~~ん、美味いな~と店内を見回す。
対面のおいちゃんが「うな丼」を食べ終わると「あがり」が運ばれてきた。
「あがり」を飲み干すと「お勘定!」
「はい、7番さん うな丼とお茶割り~!」

えっ!?
あれってお茶割りなんだ~。。。
う~ん、なんか粋だな~。と感じたのは僕だけであろうか。

そのほかのお客さんもとにかく面白い。
横の年配の夫婦が「ぬる燗」を2本追加した。
おっ、「ぬる燗」もできるのか!

それはさておき、届いた2本の「ぬる燗」。
ふと見ると旦那さんは焼酎のロックを飲んでいる。
え~~っ、このおばさん2本ずつ自分のために注文してるよ!
しかも、「ぬる燗」って。。。
せめて1本「熱燗」にしときゃ冷めないだろうに。。。

という僕の心配をよそに「ぐいぐい」飲み干すおばちゃん。
なんとお銚子が林立している。(あれ、お酒3杯までとの噂は違うのかな?)
そのうえ旦那さんには「あんたそろそろ飲みすぎだよ!」

お前だよ!!
と僕は心の中でつっこみながら吹き出した。

お客だけではなく、カウンター内のおばちゃんもなんとも面白い。
「は~~い鯉の~~生刺し~お待ち~~っ!」
なんとも歌舞伎口調で思わず笑ってしまう。
今にも「大変長らくお待たせしました~~っ!」
ときみまろの喋りが始まるようだ。

魚三と違うところはおばちゃんたちの連携が実に良い。
それぞれのカウンターのおばちゃんが注文を読むと、2つのコの字の間にいるおばちゃんがもう一度繰り返してくれる。
「大小ワンワン~!」
「は~い、ビールの大小がひとつづつ~。。」
ってな具合である。頼んだ方としてもこれはほっとする。

「すみませ~ん、菜の花ください。」との横の声。
はぁ~~もう春だな~。
ふと外の暖簾に目をやるとゆったりと風に揺れていた。
鼻ではなく目や耳からも感じる春の気配。

さ~て、この風に吹かれて次はどこのお店にいこうかな~!


「赤羽」駅から徒歩3分
東京都北区赤羽1-17-7 03-3901-1405
9:00~21:30 月休

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