うまい魚と家庭料理の店 つか田 (恵比寿)

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恵比寿に来ると真っ先に足を運ぶのは、ご存知「さいき」。
鳩山さんが来店してからは、ずいぶんと有名になってしまったようだ。

今宵が1軒目なら迷わずなのだが、すでに大分呑んできてしまった。
あとは、ぬる燗で1品摘めればそれでよしだ!

そんな時に来るのがここ「つか田」。

築30年にはなるのでは、ないだろうか。
店内は、うちの田舎を思わせる古いつくりが染み出ている。

大七の燗をもらいながらお通しを頂く。
今宵は「鱈の肝」と「なまこ酢」である。

このお通しを見ただけでこの店の良さが分かるであろう。

お袋の味も味わえ、割烹に近いものも愉しめる。
ここは、そんな名店だ。

JR「恵比寿」駅から徒歩5分
渋谷区恵比寿1丁目6-8
03-5449-4935

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焼き鳥 ももちゃん(五反田)

Momochann

「五幸」を愉しく過ごし、いざ向かうは本命の「ももちゃん」!

ほっほ~う、バイスもホイスもあるではないか!

ではではとまずはホイスで乾杯。

さあ、お2人お勧めの品を頼んでもらおう。

特製味噌ダレで頂く「とんみそ」に始まり、「かしら」や「煮込み」も大変うまい!

驚いたのは、一つひとつの仕事が大変丁寧なこと。

焼き場を離れることなくじっくりと見守られた「焼き鳥」は絶品なのだ。

そのほか、「漬物」や「たまりにんにく」もお勧め。

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「いや~それらは買ってきたものですよ~!」
とさらっと言うももちゃんが妙に気持ちよく感じた。

ここで酒をホッピーに変える。
本当に最近ホッピーの呑める店が増えてきた。
痛風持ちの僕にとっては大変嬉しい現状だ。

さっきからM嬢は「トマトハイ」を水のように呑み干している。
そんなにうまいのなら僕もと頼んだ「トマトハイ」!

これが滅法うまい!

いや~愉しいな、「ももちゃん」。

五反田に来たらまた寄ろう。


「五反田」駅から徒歩3分
品川区西五反田1-9-3
03-3493-0858
17:00頃~深夜まで
日曜定休

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焼き鳥 五幸 (五反田)

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お友達のカップルM嬢とJ氏に連れられ五反田へとやってきた。

この日は、両氏お勧めの焼き鳥や「ももちゃん」へ招かれたのだが、6時の時点では開店していなかったので、その手前の「五幸」でしばし、待つこととなった。

春の風に吹かれて、揺れている暖簾がやけに色っぽい。

まずは、ポテトサラダと一皿5本盛りの焼き鳥をもらいビンを傾けた。

店はL字カウンターに席が10弱。

今宵もねちっこいオヤジ共が頬を赤らめる。

M嬢は隣のおっさん(席は1つあいているのだが)に気に入られグラスが乾くことなくビールをごちそうになっている。

間もなく新しい客が現れ おっさんとM嬢の間に座ることとなった。

しばらくはそれぞれで飲んでいたのだが、M嬢のビールがなくなるや否や 「これだれのビールだっけ?」
と隣の客のビールをM嬢に注ぎだしたオヤジ。

「ええ~!?」

と見ていると じゃあお返しに と隣のビールでオヤジに返杯のM嬢。

「あっ もうないや。。」

と隣のビールのケツを上げてビンを振るM嬢の豪快さに舌を巻きました。。

帰り際に自分の名刺を手渡し、 「じゃあまた連絡するから。」とのオヤジに 「ほんとにかかってきたらどうしよ~。」と冷たい目線を投げ掛けるM嬢に生粋のSを感じたここ五幸でした。

「五反田」駅から徒歩3分
品川区西五反1-8-2
03-3493-7184
17:00~22:00
日祝定休

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うなぎ ほさか (自由が丘)

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さて!
「金田」で不完全燃焼だった僕は歩いてすぐの 鰻「ほさか」に来た。
17時開店時に中を覗くと満員の「ほさか」。

18時に訪れるとなんとまだ満員。
さすが創業50年の老舗である!

「ちょ~~っと待ってね~!」とのご主人。

すぐに中から2人ほどの客が出てくれた。
中は30人ほどのカウンターのみ!

以前テレビの取材で松田聖子がこの店で鰻食ってた時は、不自然さに思わず笑っちまったな。

鰻は入口でご主人に焼かれ、注文はカウンター内でお兄ちゃんやおばちゃんが聞いてくれる。

ここは一串280円。

酒(350円)で「燗」を頼むと燗したヤカンから注いでくれる。
これが新宿「カブト」の様でなんとも良い!

最近、こうした店に行くとその同列の店とついつい比べてしまうな~。。

それは酒飲みとしてはナンセンスな話なのだが、ついつい比べてしまうのも酒飲みならではであろう。。そんなことを考えながら飲む酒はこれまた美味いものである。

並々と注がれ湯気のたったコップを口で迎えに行く。
う~ん、美味い!

鍵屋の「くりから」ならぬ ほさかの「からくり」は身がほっくりと焼き加減良し!
しかし、「肝」は壷焼きで湯だった「さざえ」の肝の様でどうもぱっさりしている。

「肝」は「カブト」が美味いな~。。

まあでもこうしてコの字型カウンターで顔を向かい合わせ、愉しそうに地元客が飲んでいる姿は実に微笑ましい。
地元の愛すべき飲み屋で夕方から毎晩飲める幸せは、なにものにも変え難いであろう。


「自由が丘」駅から徒歩2分
目黒区自由が丘1-11-5 03-3717-6538
16:30~21:00
日曜定休

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金田 (自由が丘)

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最近、二子玉川から電車に乗ることが多い。
そうなると自ずと気になる「自由が丘」。

「自由が丘」と言ったらやはり「金田」と「ほさか」であろう。

まずは、酒学校とも呼ばれる「金田」を訪問。
「魚三」や「まるます家」を崩したようなWコの字型カウンターが目を惹く。

そこに座れる30人。
各々がエビスや燗酒を傾け、旬な肴を摘んでいる。

今日のお通しは「胡麻豆腐」。
柔らかい食感が優しく包む。

僕はエビスの小瓶をもらって喉を潤した。
しかし、520円は高いな。。

続いて品書きを見ると、どひゃ~~~っ!!
どれもこれも高いっすわ!

刺身はほとんどが1000円以上、煮魚や焼き魚もそれにしかり。
一品500~700円が相場の僕としては「カツオのなめろう 530円」が一番納得のいく値段だった。

ふむ、大葉の香りも効いてなかなかにうまい!
次に「めごちの天ぷら 600円」」!

これまた、おろしと麺つゆが絶妙にうまい!
こう考えるとまんざらボッテる値段でもないのだ。

「ぬる燗を!」
と言うと快くつけてくれる「菊正宗」!

これがうまい!!

17時と同時に満席になる、地元に愛される「金田」。
ここで飲んでいるうちに酒品が身につくと言うことから、別名「金田酒学校」とも呼ばれているらしいが、授業料が高すぎて僕は入学できないなぁ。。。


「自由が丘」駅から徒歩2分
目黒区自由が丘1-11-4  03-3717-7352
17:00~22:00 土曜は 21:30まで
日祝定休

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さいき (恵比寿)

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久しぶりに身震いする本物の居酒屋と出逢った。

その店は「さいき」。。。
恵比寿という華やかな場所にありながら、ひっそりとしたその佇まいは毎夜、酒飲みを優しく誘う。

暖簾をくぐると店内は優しい仄暗さに包まれている。
そう!僕はこの灯りの具合に「飛びぬけた」感覚を味わったのである。

共通しているのは神楽坂の「伊勢藤」。
このなんとも言えない、時間がわからなくなってしまう感覚。
こればっかりは、ここでいくら力説しても行ってもらわなければ伝わらないであろう。

入って左にL字のカウンター。右にテーブル。
入り口近くのカウンターにはご主人を囲むように今夜も常連が頬を染めている。

僕は、そんな席から一番遠い席に腰を下ろし、その光景にしばし見とれていた。
僕の前には、カウンター越しに流しがあり、2人の若いお姉ちゃんが洗いものをしたり、お通しをよそったりしている。

この光景に頭に蘇る横浜野毛の「武蔵屋」。
女将さんたち、そして2人の若いお姉ちゃんは元気かな。。などと想い馳せた。

そこへ出された3品のお通し。
「小松菜のおひたし」は爽やかで、「大根煮」は滲み込んだベーコンの味が優しく、「鰹のたたき」はネギとニンニクが絶妙に美味い!

予め、酒に合う様に考えられた、これらのお通し。。
こんなところまで「伊勢藤」と重なるな~。。

しかし、この店の素晴らしさは本当に群を抜いている。
なにが「ものさし」になっているかというと、それは僕の見る目なのだが、心底この店が気に入ってしまったのだ。いわゆる、「一目惚れ」である。

店の雰囲気も好きなのだが、それを作り出しているオヤジさんの人柄がこれまた良い。
カウンターで常連に囲まれて話している姿は、本当に楽しそう。

まるで同窓会で幼馴染たちと語るような心を開いた語りかけなのだ。

そして、そんな常連の客層も面白い。
僕以外はみなさん、60歳は超えてらっしゃるだろう、おじ様方。
もちろん、相応の酒品をお持ちなのだが、どこか大衆酒場の雰囲気もお持ちなのだ。

この辺りもオヤジさんの人柄がつくりだした雰囲気なのだろうな。

「お新香ちょうだい。」
6:55に後ろのテーブルからこんな声があがった。
「7:00まで待ってちょうだい。」
厨房からこんな声が返ってくる。

そして、7:00過ぎに後ろのテーブルに届いた「お新香」。
「う~~ん、やっぱ漬かり具合が違うね~!」
なんて言ってる。

この辺りが実に気持ち良いんだよな~。。
僕は、背中で味わってますよ~。。

料理も酒も、なにもかもが美味いのだが、もうこれ以上書く必要はない。

恵比寿の「さいき」。
僕に、居酒屋巡りの可能性を感じさせると同時に、最後をも感じさせたこの店。
知り尽くした先にあるのは、この店なのかもしれない。

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JR「恵比寿」駅から徒歩2分
渋谷区恵比寿西1-7-12  03-3461-3367
土曜、日曜、祝日定休
17:00~24:00

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根室食堂 (中目黒)

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今日は仕事帰りに中目黒に立ち寄った。
お目当ては北海道から新鮮な魚介類を仕入れているという立ち飲み屋「根室食堂」。

駅から歩いて3分。
周りには10Mおきに飲み屋が立ち並び、激戦区なのが窺える。

そんな中、店先にトロ箱(魚屋が寿司屋なんかに魚を卸す時に使う木の入れ物)の積みあがった店が目に入った。ここが「根室食堂」だ。

17:00開店とのことで、今は17:10だがすでに奥の座敷は一杯だ。
ここは、入ってすぐが10人ほど立ち飲めるカウンターなのだが、その奥に10人ほど座れる座敷があるのだ。

僕のような客はもちろん立ち飲みだが、女性連れのグループなんかは奥で飲んでいる。
僕としては、立ち飲みに来たんだったら立って飲め!じゃなきゃ他の居酒屋と変わらないだろ。なんて言いたいけど、ここの品書きを見ると「こりゃ~他の居酒屋とは違うな。」とうなってしまう。

まず目を惹いたのが「まんぼうの肝(350円)」。
まあ、これは北海道からじゃなくて外房あたりのものだろうな。
まんぼうはとにかく傷むのが早く、現地以外ではめったに食べられない。
そして「うつぼ」なんかと一緒でその土地に食べる習慣がなければ食用として水揚げされない。

次に「毛蟹の刺身(650円)」!
こりゃ~まさにこの店でしか食べられない北海道からの直送物だ。
まずは、この2品と北海道の地酒「北の勝(500円)」を頼んだ。

いや~この店は本当にほとんどが北海道のものしか置いていない。
「古平のウニ(850円)」「利尻のホヤ(450円)」「時鮭(550円)」「ぼたんえびの刺身(550円)」「北海たこ(450円)」などなど。

酒も日本酒は「男山(600円)」「千歳鶴(500円)」「北の勝(500円)」「大雪の蔵(500円)」「国士無双(600円)」。
焼酎は「とうもろこし」「じゃがいも」「こんぶ」「牛乳」などの御当地焼酎が500円。

頑固なまでに「北海道」である!

そこへ来ました「まんぼうの肝」と「毛蟹の刺身」。
「まんぼうの肝」は僕が想像していたものと全く違った。
僕の中では「鮟鱇」や「かわはぎ」」なんかと同じ、濃厚な肝を想像していたのだが、見た目はご覧の通り。(上参照)

そして、味も全く違った。
本来「肝」といえば蕩ける食感が共通であるが、「まんぼうの肝」は貝のような歯ごたえがある。良く似ているのは「ミル貝」だ。

味も「ミル貝」に良く似ていて、噛み締めるほどに味が溢れてくるような奥深いものだった。まあ、これは珍味ではあるが万人受けはしないだろうな。

そして「毛蟹の刺身」!

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これは美味かったね!食べられる部分は親指ほどの足が2本なので安いとは言えないが、これもここでなくては食べられないであろう。

ここの売りはまさにこれだな!
「ここじゃなきゃ食べられない。」というところだ。

他のオーソドックスな「まぐろ」や「帆立」なんかは食べなかったが、刺身に関してはまず間違いないであろう、ここ「根室食堂」。

中目黒という場所にこんな店があるなんて少々不思議だが、だからこそ新鮮な刺身を出すこの店は、きっと重宝されるだろうな。

「中目黒」駅から徒歩3分
目黒区上目黒2-6-4  03-3794-1933
日曜定休
17:00~24:00


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